気が付けば12月となり今年も1年が終わろうとしています。私たちが入職して配属になった循環器病センターは、主に心不全や心臓カテーテル検査を目的とした患者さんが多く入院されています。心不全は寛解することなく入退院を繰り返される方も多く、この9か月間で何度も同じ顔を見かけました。そのようなことから患者さんへの生活指導、周囲のサポートの必要性がいかに大切であるかを学びました。
入職当初は心電図モニターのアラーム音に動揺を隠しきれずうまく対応できないことも多々ありましたが、現在では先輩のフォローもあり、少しずつ対応することが出来ています。しかし、まだまだ知識・経験不足も多く、患者さんの対応に悩む日々です。 これからも、患者さんと向き合い、学びや経験を活かしていけるよう、日々の振り返りを忘れずに、1つ1つ確実に実践できるようにしていきたいと思います。
12月の集合教育は、がん化学療法の補充研修がありました。がん化学療法認定看護師から講義を受けプライミングなどの演習を行いました。循環器病センターでは、化学療法の経験があまりできないので、知識技術を身に付ける良い機会でした。
循環器病センター 新人看護師 S A
循環器病センターに、4月から2人の新人看護師が仲間になりました。3か月・半年の習得度項目の確認面接を終え、現在は休日の日勤練習や夜勤練習も行っています。今ではPNSで先輩と一緒に、患者さんや家族とうまくコミュニュニケーションをとりながら看護を提供できるようになってきています。また、分からないこともそのままにせず、自分で調べて着実に身に着けています。循環器という専門性の高い病棟で、急性期の症状や状態の観察、心不全で入退院を繰り返す患者さんへの指導など、先輩看護師に少しでも近づけるよう日々取り組んでいます。
循環器病センター 主任看護師 鈴木