7月の新人ナースは、修得度項目の3カ月評価を行いました。「看護職員として必要な基本姿勢と態度」「技術的側面」「管理的側面」について、自己評価と先輩の他者評価を受けます。所属部署によって経験できる項目に少し差は出ますが、まだまだ基礎的看護技術が中心です。「まだまだできないことが多い」という視点でなく「こんなにできるようになった」という視点で自己評価も他者評価もできるよう支援していきたいと思います。7月は病院恒例の納涼会も開催され、新人ナースもたくさん参加しました。熱い毎日の中で、久しぶりに仲間と語り合い、ほっと一息できました。
新人看護職員研修責任者 大西孝子
入職してから3か月が過ぎ、毎日がめまぐるしく過ぎていきます。中4病棟は、消化器内科中心の病棟ですが、誤嚥性肺炎や脳梗塞といった消化器以外の患者さんもおり、緊急入院も多い病棟です。慌しい日々の業務には少しずつ慣れ、実際に患者さんを目の前にして緊張することは少なくなりましたが、まだまだ未熟な点も多く、患者さんとの関わりやケアについて先輩と振り返りを行い、学ぶ日々です。7月は集合教育でフィジカルアセスメントの研修がありました。今回は基礎編ということで、呼吸と循環について学びました。研修では、触診や打診による方法を実際に行い、病棟の患者さんの疾患や症状を思い出しながら、呼吸副雑音や異常心音を聴きました。研修後は患者さんの呼吸音を、より意識して聴くことができるようになりました。
今月は新人修得度項目の1回目の評価月です。オムツ交換や全身清拭などの日常生活援助、導尿や浣腸などの看護技術は、入職時よりできるようになったこともありますが、先輩と振り返って評価することで今の自分達に不足していることを知ることも出来ました。そして、技術だけでなく患者さん自身を看ることの大切さも学びました。自分達が関わった患者さんの状態が良くなり、退院の日を迎えることができた時には喜びを感じます。暑い毎日ですが、自分自身の体調管理もしっかりして患者さんを「看る力」をしっかり身につけていきたいと思います。
中4病棟 Y・T
今年度も2名の新人を迎え、早3か月が過ぎました。社会人となり、環境も大きく変化し、慌ただしい毎日だったと思います。集合教育では看護師として働くうえで必要な知識・技術を学び、病棟では患者さんやご家族との関わりや日々の業務の流れを、先輩看護師から学んで、ゆっくりではありますが1歩ずつ前進しています。
朝礼の時に自分の学びや取り組みを発表する時も、しっかりと考えを発言できるようになってきました。また、患者さんやご家族にも丁寧な関わりが出来ており、検査や処置に関する説明や検査後の看護も、先輩の助言を受けながら落ち着いて出来るようになりました。今月は、新人修得度項目の評価を行っています。7月に入る前から『早めに先輩達に声をかけて時間調整しようね』とプリセプターやアソシエイトからアドバイスを受けて、勤務表を見ながら先輩たちと合う日を探して自分達から声をかけている姿にも成長を感じます。これからも焦らずに自分で考えてケア出来る看護師を目指して、元気に頑張って欲しいと思います。
中4病棟 師長 佐藤