今年の6月は梅雨らしくない天気と猛暑で、年々季節感がなくなってきている気がします。暑さで体調を崩す人やメンタルのコントロールが難しくなっている人がいるのではと心配です。まずは不調に早く気づきセルフケアをする事、誰かに相談する事、そして適度な休息をとる事を心掛けましょう。
5月の事になりますが、滋賀・奈良県と島根県の現地研究会に参加しました。病院や診療所の視察、そして様々な取り組みの発表を聞かせて頂きました。規模も地域の現状や課題も違いますが、一番感じたことは働く職員の経営参画意識が非常に強いという事です。一人ひとりが経営の視点を持ち、すべきこと出来ることに向き合ってる印象を持ちました。当院でも今年度からWeb上で経営通信を発信していますが、皆さんはどのように受け止めているでしょうか?経営が安定するということは、雇用や物品の購入や投資に繋がり、業務の改善から医療、看護の質向上へと繋がります。今年度の看護部BSCでも診療報酬の仕組みを知り当院の役割を理解した上で看護の質を高めるための取り組みを開始したところです。既に多くの方が診療報酬のe―ラーニングを視聴してくれていて、皆さんが記載してくれた感想のコメントも全て読ませてもらっています。日頃行っている事の意味づけが出来、前向きなコメントが多く、読んでいて嬉しくもあり頼もしくも感じました。皆さんがそれぞれ感じた思いを看護に生かす行動に繋げて欲しいと思います。
経営通信に書かれてあるように「小さな算定の積み重ね」が大切です。経営改善に関しては看護部だけで成し遂げられないことも多くあり、多職種で取り組むことが必要です。診療報酬のe―ラーニングの視聴を多職種にもお勧めし、看護部目標達成と経営改善に向け協働していきたいと考えています。

【6月生まれの師長】
倉田師長と大西師長です
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