団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年がやってきました。2025年問題と言われ続け様々な対策が取られてきましたが、少子化に歯止めはかからず働き手の減少は様々な職種で深刻化し、医療界でも大きな問題となっています。また看護職の減少はコロナ禍を機に急激に進んだようにも思います。さらに高齢化は進み看護や介護の需要は増すばかりです。
そんな厳しい状況ですが、既に会計年度として今年から採用された看護師2名と助産師2名を含み、次年度4月から26名の新卒・既卒者看護師、看護補助者5名、介護福祉士3名が仲間いりする予定です。(4次試験の結果はまだですが・・・)これも学生指導やひよこクラブ、インターンシップ、そして当院の看護のいいところを様々な形でアピールしてくれる皆さんのおかげです。そうした一つ一つの活動が実を結んでいると実感しています。働き続けられる環境をつくっていくためには人員確保は必須ですが、そのために現場に負担をかけることもあると思います。皆さんからの声を改善に繋げるためには対話が必要だと感じています。書面ではなく、病棟会や委員会等の場での提案、もしくは直接部長室まで来て話をしてくれるとありがたいです。出来ること出来ないことはありますが、その声を次年度のBSC、看護部目標、病棟目標、チーム目標、個人の目標に繋げ、みんなでつくり上げる組織でありたいと思います。
病床編成までもう少しです。混乱もあるかと思いますが、変化に対応できる力はあると思います。協力して頑張りましょう。

【1月生まれの師長】
野田師長・大久保師長・増原師長と私