9月9日10日は病院機能評価の受審日でした。数か月かけて準備してくださった皆さん、本当にお疲れ様でした。結果が返ってくるのに数か月かかりますが、概ね良い評価がいただけたと思っています。もっと看護部の良い点をアピールしたかったなと思いましたが、看護のサーベイヤーにお褒めの言葉をいただくことも出来ました。大変なことも多いですが、皆さんの日頃の頑張りが評価されたり、更なる改善に繋がったり、他職種理解が深まったりとメリットは大きいと感じました。ほっとしたのも束の間、医務国保課監査と四国厚生支局の適時調査が目前に迫ってきました。機能評価の指摘事項を改善し、次に繋げていきましょう。
9月に入り病床編成についての発表がありました。病院の正式発表を待っていたため、皆さんにとっては突然の事で、また噂話が先行してしまい戸惑いや不安を感じた方も多いと思います。次年度の看護師、看護補助者の応募状況が芳しくなく、これは少子化の影響によるところが大きく今後の増員が望めないことから、想定より早めのダウンサイジングとなりました。専門科の追加や変更、地域包括の閉鎖と各病棟の病床稼働率上昇による退院調整やベッドコントロール、各病棟のコロナ陽性患者の入院受け入れ等々、南3・中4病棟に限らず様々な部署が多かれ少なかれ影響を受けます。具体的な検討はこれからですが、職員の皆さんからの意見や要望を聞きながら2月のスタートに向け準備をしていきます。出来るだけスムーズに看護師の異動と患者、物品移動等を実施したいと考えていますが、皆さんの協力無しには成り立ちません。また移動終了後も全部署で満床に近い状況が続くと思われ、これまで以上に退院調整に力を入れる必要があります。急性期の看護の良し悪しで退院後の生活に影響が出てきますので、より急性期に特化した看護を提供できるように対応していきましょう。
当院の看護部の強みは状況変化に適応できることだと思っています。それは経験豊富な看護師たちが多いことや日頃から専門科を越えて様々な患者を看ている為「看る力」が備わっているからだと思っています。変化を受け入れることは決して楽ではありませんが、先を見据えて今できることから取り組んでいきましょう。
因みに2月の人事異動の発表は12月末を予定しています。
【9月生まれの師長はいません(^o^)/】