12月に入り、イベントが続きました。1日が当院の68回目の開院記念日で、2日に開院記念式典がありました。「ハラスメント、高齢者の医療事故について」の特別講演を聴き、仲間意識の強い病院風土だと思っていますが、正しく理解して、患者さんに対して、また職員間も対応していくことの重要性を再確認しました。その後のイルミネーション点灯式で、今年も病院歌を歌うことができました。
8日香川県看護協会第7支部地域包括ケア交流会「観音寺・三豊地域で自分らしく暮らし続けるためのACP」のテーマで開催しました。先月に続き2回目で62名の参加がありました。ACPの事例4例、食べられなくなった時の選択、抑制、抗がん剤治療の選択、急変時処置、エンディングノートという事柄があっての意思決定支援の紹介でした。大変深い内容で、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」に基づいて意見交換を行いました。またもしものための話し合い「もしバナゲーム」を行い、人生の最後をどうありたいか、大切にしたいことを、カードで選んでいきました。選んだ理由を話し他の人の意見を聞いて気づいたりすることができました。3つの豊かな看護実践でその人らしく生きることを支援するためにも、ACPの取り組みは重要だと考えています。