9月の新人看護師は、院内で発生した火災を想定した総合防火訓練に参加しました。自分に割り当てられた自営消防組織の役割である初期消火や避難誘導、患者役を実動で訓練しました。8月にも南海トラフ巨大地震への対応をグループワークで検討しました。看護協会の倫理綱領では「災害によって影響を受けたすべての人々の生命、健康、生活を守ることに最善を尽くす」と示されています。実動訓練もグループワークも、起こるであろう災害に、どう考え、どう行動するか、何が最善となるかの意識を高める機会となったと思います。
新人看護職員研修責任者 島矢さゆり
ICUに配属されて約半年が経ちました。新人2名共に希望したICU配属となり、期待と不安で胸がいっぱいな日々を過ごしています。
気管挿管介助の研修では、事前に救急リンクナースの先輩から教えていただいた座学での知識を基に、人形を使った挿管介助のデモンストレーションを行いました。特にICUは、一般病棟に比べて重症患者の為、入室後に挿管管理とする場面が多くあります。まだ、実際の現場で挿管の介助に付いたことがないからこそ、今回の研修での経験や学びはとても貴重な経験となりました。実際にデモンストレーションを行ってみて、挿管の直接的な介助だけでなく、吸引の実施や患者の全身状態を観察する役割も大切であることを学ぶことが出来ました。また、誰が何の役割を行っているのか声を掛け合うことで患者に負担をかけることなくスムーズに挿管を行うことが出来ると感じました。今回の演習の手技や知識の復習を確実に行い、実際に挿管をする場面に直面した際にチームの一員として役割を果たせるようになりたいです。
ICU/CCU 新人看護師 A&M
新人看護師が入職して半年がたちました。毎日、緊張と不安がありながらも自信をもってできることも増え、先輩の指導のもと看護実践に取り組んでいます。
今月は救命救急処置の研修がありました。ICUには多種多様で重篤な疾患の患者が入院してきますが、新人看護師たちは今までの研修や経験を活かし、今の自分にできることは何かを考えて一生懸命行動しています。まだまだ残暑厳しいですが、新人看護師それぞれの個性を大切にチームの一員として、共に成長していきましょう!
ICU/CCU主任看護師 横内円香