8月 輸血療法時の看護、患者誤認防止対策

 8月の新人看護師は、輸血療法時の看護、患者誤認防止対策などの研修を受け、更にレベルアップを図っております。また、昨今の頻発する災害や、南海トラフ巨大地震への認識を高めるために災害発生時の対応をグループワークしました。院内研修では避難経路や消火器・消火栓の使い方を学びましたし、部署内では「災害時アクションカード」の取り扱いなどを教えてもらっています。新人看護師は、業務や看護を必死で身に付けている最中ですが、災害は新人看護師が一人前になってくれるのを待ってくれないかもしれません。その時すべきこと、新人看護師も果たすべき役割を理解しておく必要があります。自分や周囲の人の命を守るためには、日常の中でも災害対策への意識を高めていかなければならないと、演習や研修を通して改めて考えさせられた次第です。

新人看護職員研修責任者 島矢さゆり

患者誤認防止対策研修

事故防止委員会の名演技とファシリテート



災害対応

病棟勤務中に震度7弱の地震発生!
あなたは何をしますか?


 循環器病センターで働き始めて5ヶ月が経ちました。輸血の研修では、免疫機能、貧血等の改善に必要な治療である事や、異なる血液型を輸血してしまうと血液が固まってしまう危険性があることを知りました。そして、医療事故を起こさないためには何度も確認が大切と学ぶことができました。
 循環器病センターは、心不全などの慢性期の患者さんが入院しており、退院後を見据えた看護が大切です。病気と向き合って生活しなければならないため、病気のことを理解してもらえるよう説明し、自宅に帰ってからも継続して内服、血圧測定、食事管理できるように支援していきたいです。まだ、分からないことが多いですが先輩に相談し学習し経験を積んで成長していきたいです。

循環器病センター 新人看護師K&F

 新人看護師が入職し、5ヶ月が経過しました。循環器病センターには2名の新人看護師が配属され、毎日先輩看護師と学びを深め、自信を持って行える看護を習得しています。日々のレビューや、マーガレットシステムに応じた各期で開催している振り返りの会を通じて、看護師としての責任感を養いつつ、自分が何をしなければいけないか、具体的な行動レベルでの課題を明確にすることで、よりよい看護実践につなげるようにしています。日々看護師として患者さんに関わる中で、看護の面白さ、やりがいが見いだせるように、病棟のスタッフ全員で支援していこうと思っています。よりよい看護を実践する仲間として、一緒に日々成長していきましょう。

循環器病センター 安倍師長

循環器病センター:
安倍師長・新人看護師2名・藤井プリセプター