7月 フィジカルアセスメント基礎編・応用編、メンタルヘルス、防火訓練

 7月の新人看護師は、集合研修ではフィジカルアセスメント基礎編・応用編、メンタルヘルス、防火訓練に参加しました。褥瘡ラウンドにも同行させて頂き、皮膚排泄ケア認定看護師を中心に、皮膚科医師、褥瘡委員から、実際の患者さんの褥瘡の評価やケアの方法を学んでいます。
暑い熱い夏ですが、全員、体調管理も完璧で勤務も研修も休むことなく職務を遂行できています。この毎日の経験の積み重ねが、着実に新人の成長に繋がっているのが見えてきています。

新人看護職員研修責任者  島矢さゆり


聴診の極意を演習しました

消火器の放射にしては姿勢が良すぎ?

褥瘡ラウンド①
大きさなど褥瘡の評価は患者さんの
負担にならないように素早く正確に

褥瘡ラウンド②
DESIGN-R®2020で判定します


 西7階の整形外科病棟の看護師として働き始めて4か月が経とうとしています。フィジカルアセスメントの研修では、呼吸音の聴診や瞳孔の観察を実際に行うなど、患者さんの状態の正常・異常を判断するための知識と技術を学びました。また、正常・異常は患者さんによって異なるため、普段の状態と比較して判断することが必要であると学びました。整形外科病棟は、周術期の患者さんが多数入院しています。術後は麻酔や疼痛の影響により呼吸循環状態が変化し患者さんに苦痛や不安をもたらします。同じ疾患、術式でも痛みの程度や術後の症状は人によって異なっており、測定した値だけでなく、患者さんの言葉や表情の観察からも思いに気づきケアできるように心がけています。患者さん個々に応じた看護ができるよう、少しでも気づいたことがあれば先輩に相談し対応を考えるようにしています。

西7階病棟 新人看護師O


 梅雨が明け、暑い夏がやってきました。整形外科病棟では手術に向かう患者さんや、手術を終えた患者さんが多く入院されています。そのような患者さんを担当する機会や、出来る事が増え、益々忙しくなってきています。そんな中でも「困っている事はないかな?」「辛い症状はないかな?」と患者に寄り添ったケアができるようになってきました。集合研修で学んだ事や、一日の勤務終わりに先輩看護師と振り返っている事の一つ一つが新人看護師の実【みのり】になっていると感じられます。
 これからもチームの一員として病棟スタッフも一緒に成長していきましょう。

西7階病棟主任看護師 池田麻衣子

西7階病棟 池田主任と新人看護師2名