11月 夜勤時など一人で患者さんを看護する

 私は今マーガレットシステムの「独り立ち準備期」に入り、夜勤時など一人で患者さんを看護するようになりました。自分で出来る仕事も増えたことで任される仕事も増えました。最近は、自分のできる事は何かを考え、自分から先輩看護師に声をかけられるようにもなりました。また、まだまだ分からないことや、自分の技術に不安がある時は、その都度先輩看護師や病棟にいる他の専門職に聞くことができ、日々いろんなことを考え学んでいます。先輩達はいろいろな知識を兼ね揃えているため、様々な視点からの考え方を教えてくれます。 
 私の働いている病棟は感染症・消化器内科の病棟で色々な疾患のある患者さんがいらっしゃいます。患者さんの個別性や特徴などペアの看護師さんと確認しながら巡回を行い、
時にはカンファレンスで注意していくべき事柄など、働くスタッフがその患者さんについて統一された看護を行っていけるようにしています。
 これからも自分が患者さんにできる事を考え、ひとりひとり患者さんの特徴など個別性を考えて先輩看護師達と看護を行い、新人として日々いろんなことを学んでいきたいです。

西8病棟 新人看護師 M

 西8病棟は3年ぶりに新人さんが配属され、8か月がたちました。先輩たちの期待に応えていろいろなことにチャレンジしてくれています。患者さんだけでなく、先輩看護師にも気配りをしてくれていることがよくわかります。
 西8病棟は、感染症病床を含む内科病棟です。COVID-19感染患者さんが入院してこられた時も、落ち着いて対応ができるようになりました。先輩看護師からの指導にもきちんと耳を傾けて聴いてくれています。患者さんの話をよく聴いており先輩の知らないような患者さんの情報も提供してくれます。最近では、夜勤看護師としても独り立ちでき頼りになる存在です。
 これからも、看護師としての経験をもとに、人として成長してくれることを期待しています。

西8病棟  看護師長 山本 仁恵

西8病棟 プリセプターと新人看護師と山本師長と



緩和ケア認定看護師の副部長の「看とり」の研修

MEさんによる「除細動器」の研修


 夜勤練習終了時期に取り組むOJT研修に「ケアプロセス学習」があります。
 「ケアプロセス学習」は、受け持つ患者さんの人数を少数に限定し、日常の看護がちゃんと「看護過程」の思考になっているか?「患者さんの状態・状況に合わせた業務計画」になっているか考え、その中でチームの一員としての役割りを果たせているかも確認していきます。秋のこの時期には、新人看護師も受け持つ患者さんの人数も増え、重症度の高い患者さんも看させて頂けるように成長しています。そんな多重業務と時間との闘いに追われるこの頃、「ケアプロセス」に取り組む日は特別です。パートナーの先輩に確認してもらうために、自分の考えをいつもより具体的に口に出すことが求められます。そうすることで、自分のまだ弱い部分に気付くことや、チームの一員としての責任について理解を深められることができると、その後の成長に大きく影響します。

新人看護職員研修責任者  島矢さゆり