12月 がん化学療法の研修

 入職してから9カ月が経ちました。任せてもらえることも増えてきましたが、まだまだ不安なこともたくさんあります。私たちの病棟には化学療法目的で入院される患者さんが多くいらっしゃいます。がん化学療法の研修を受け、薬剤を扱う際、誤った方法で扱うことで患者さんだけでなく私たち自身にも影響を及ぼす危険性があることを学びました。患者さんが安心して治療を受けられるよう薬の作用の理解を深め、化学療法を行っている患者さんに必要な看護を実践していきたいと思います。
 また、防災訓練に参加しました。その中で、安全な所に避難する際、患者さんを急いで搬送することばかりに気を取られ、患者さんに対する声掛けが不十分になっていたと振り返りを通し感じました。これからは、どんな場面においても患者さんの立場に立った声掛けが行えるよう日々経験を積んでいきたいと思います。

南2病棟 新人看護師S&F

 新人看護師が入職して9カ月が経ちました。2人の新人看護師がそれぞれの歩幅で独り立ちに向けて歩んでいます。今は先輩看護師と情報共有し、手技の確認作業を行いながら夜間休日業務もできるようになっています。一人前の看護を任されることの責任感や不安な思いがあると思います。緊張感を持って業務に追われていると思いますが、慌てず、根拠をもって看護ができるよう、引き続き病棟スタッフでサポートしていきます。

南2病棟 主任 川村亜友子

南2病棟  大谷師長と新人看護師ふたりと川村主任  温かい冬の晴れ間に


 いよいよ年の瀬も迫り、院内(特に師長室(*’▽’)?)も慌ただしさが増してきました。
 蔓延をちらつかせる感染症に加え、年末年始に関わらず冬は患者さんが増える傾向にあります。相反して、休暇取得向上に努めるホワイト企業でありながら、諸事情による退職者もあり、多くの病院が抱える人材不足問題を当看護部も背負っています。そこで、力を発揮してくれているのが新人看護師たちです(^^♪
 先輩たちと共に苦難を乗り越え、戦力になっている姿は頼もしく愛おしいものです。それぞれ持っている力は違いますが、それは私たち先輩看護師も同じです。それぞれが不足している部分を補い合うために、お互いを思いやってクレドを実践していけたら良いなとつくづく考えさせられる師走です。

新人看護職員研修責任者 島矢さゆり

がん化学療法研修 薬剤の特徴や正しい取り扱い方法について理解を深めました


総合防火訓練 避難誘導や患者役を体験しました