1月 「看護師の臨床実践応力」を高める

 年が明けてもコロナの猛威は止みません。そんななかでも新人看護師は、継続看護の理解を深め、協働することの重要性を体感し、チームの大事な一員としての役割を果たしています。新人看護師それぞれが、マーガレットシステムの夜勤練習期や独り立ち準備期までの経験を通し、自己の役割の理解を深めながら、先輩の支援を得て看護実践が出来ています。これは、厚生労働省がガイドラインで示す「臨床実践能力の構造」の「Ⅰ.基本姿勢と態度」「Ⅱ.技術的側面」「Ⅲ.管理的側面」のそれぞれの能力が高まってきているものと考えています。マーガレットシステムの仕上げに向かうこの時期に、看護師として責任ある行動がとれているか、看護の専門的思考を深めようと主体的に取り組めているかを、新人自身と先輩看護師で振り返ることを勧めています。新人だけでなく先輩も指導を通して、自身の成長を確認し、次への課題をみつけ取り組むことが出来れば、更に「看護師の臨床実践応力」を高めることに繋げられるのではないかと考えています。

新人看護職員研修責任者  島矢さゆり


 西5階は脳外科病棟です。脳卒中や脳腫瘍、頭部外傷の患者さんが多く、脳卒中の後遺症で意思疎通が図れない患者さんや思うように手や足が動かせない患者さんがいらっしゃいます。脳卒中の急性期では日々の観察の中で小さな変化に気づけることが大切になります。
また、突然の事に精神状態も不安定な方が多いため不安を軽減できるような声掛けやご家族への支援も行えるようになりたいです。
入職して1年を迎えようとしていますが、日々患者さんが治療やリハビリによって少しずつ回復し、転院・退院する姿を見ると嬉しく感じます。先輩方の指導を受けながら自分達らしい看護が行えるように頑張ります。

西5病棟新人看護師

 

 新人が入職して10カ月が過ぎました。当病棟新人はマーガレットシステムに沿って、8回の夜勤練習を終了し独り立ち準備期になりました。夜勤勤務も、メンバーの一人として日々奮闘してくれています。1年目ながら脳疾患患者の特性を踏まえ、患者さんと向き合い、患者・家族のニーズを捉えようと頑張っています。退院調整をはじめとするカンファレンスにも積極的に参加し、自分たちなりの意見を発信してくれています。
 2月には、この1年間の学びを「私の看護観」として発表します。それぞれの患者さんとの関わりやケアを振り返り、「自分が大切にしたい看護」について考える機会となっています。「私の看護観」を通して、新人自身や私たち先輩も彼女たちの成長を実感しているところです。
 今後も新人が相談しやすい雰囲気を作れるよう心がけ、新人の学びをサポートしていきます。

西5病棟 土岐主任看護師

西5病棟 既卒同期入職者を含む新人看護師と土岐主任