10月 多重業務研修や救命処置、6ヶ月の振り返り・BLSの研修

 地域でのCOVID-19の感染状況が徐々に落ち着き、集合教育が実施できる環境になってきたことから、多重業務研修や救命処置、6ヶ月の振り返り・BLSの研修を行いました。特に多重業務研修は、新人看護職員にとって最も学びの多い研修で、約4時間かけてシミュレーションとデブリーフィング、GWでのまとめを行うものです。
新人教育委員会が実際にありそうな状況を設定し、担当患者を理解し予測を踏まえて看護計画を立てる事、多重になった際の優先順位の考え方、アセスメントを踏まえて先輩に伝え支援を求めることなど、新人にとって多くの学びを得る機会になりました。また、新人教育委員も正解が無い事について新人と一緒に考えたり、行動の振り返りができるような発問やフィードバックの仕方、自身のアセスメントについても考える機会となり、委員としても多くの学びを得た研修となりました。

新人看護職員研修責任者 大西孝子


 入職してから約7か月経ちました。私たちが所属している西4階病棟は、消化器外科で主に消化器(胃・胆嚢・膵臓・大腸など)の手術やがん治療を受けられる方が入院しています。
現在は日勤業務に加え休日勤務や夜勤練習が始まり、看護の継続性や夜間特有の看護や患者さんの生活の理解を目標にしています。夜間・休日の勤務をすることで、チーム内での情報共有の大切さを改めて実感し、患者さんを看る視点の変化を自分でも感じています。夜勤練習時には少ない人数で患者さんを看るため、これからも分からないことや不安なことは適宜報告・連絡・相談をしながら独り立ちに向けてがんばっていきます。
多重業務の研修を受けてからは、自分でアセスメントを行ってから先輩に相談し、優先順位を考えて看護を行うことをいつも心がけるようになりました。先輩方は、不明点や悩み事があった際に、いつも親身なって相談に乗ってくれます。周手術期やがん治療の患者さんのニーズを理解して看護できるよう頑張っていきたいと思います。

西4病棟 新人看護師 M・M


 入職して7か月が過ぎました。入職時は患者さんやスタッフと接する時にも緊張した表情がみられていましたが、今では自然な笑顔で接することができ、スタッフの一員として頑張ってくれています。
夜勤練習に入り、独り立ちも近づいてきました。日々の看護の振り返りや、区切りでの振り返りを行い、新たな課題を見つけてステップアップしていっています。3月には自分が目指した看護師に近づけるよう、スタッフみんなで二人の成長を見守り、支えていきます。

西4病棟 看護主任 山本