今年の夏は、地域内でもCOVID-19患者の発生が見られたため集合教育はほとんど実施しませんでした。しかし、OJTでは夜勤練習前期の研修を進めている新人が多くなってきています。夜勤練習前期は、いきなり患者担当をするのではなく患者さんの夜間の生活を知る事、夜間の看護体制を知る事から始めます。経験した新人の多くが、３人の看護師で多くの患者さんを看ていることを実感し責任の重さを痛感しています。また、夜間の急変や緊急入院に対しても協力して業務をこなしている先輩を見て、昼間に勤務する時以上に部署全体を見て動くことや情報を共有することの大切さを学んでいます。看護の継続についても学びを深め、自分が担当する前の患者さんの状況を考えたり予測をしながら患者さんの問題を捉えることができるようになってきています。
新人看護職員研修責任者 大西孝子
入職してから約6ヶ月が経ちました。私たちが所属している中央4階病棟は、消化器内科、腎臓内科、代謝科の混合内科で、消化器の内視鏡処置を行う方や維持透析が必要な方、糖尿病治療を行う方、がん治療を行う方など、様々な疾患の患者さんが入院されています。
最近は、日勤業務に加え、夜勤練習を行うようになりました。日中だけでなく、夜間の患者さんの状態を知ることで、24時間の継続的なケアの必要性や、情報を繋いでいくことの重要性を改めて実感しています。また、患者さんとの関わりや観察の中で考えたことを先輩に報告相談し、助言をもらいながら業務に取り組んでいます。その中で、自分1人では気付けなかった視点に気付き、先輩の行う看護を見ながら、毎日たくさんのことを学んでいます。
来月には多重業務研修を控えています。まだまだ時間管理や優先順位の付け方が難しく、迷うことも多くありますが、根拠を持った看護を行うことができるよう毎日のアセスメントを大切に業務に取り組んでいきたいと思います。
中央4階病棟 新人看護師 O・Y
新人を迎え半年が過ぎました。日勤業務に加えて夜勤練習も始まり、1人立ちに向けて日々、頑張っている姿を見て嬉しく思います。少しずつ受け持つ患者数を増やしていき、自分で考えアセスメントしたことを先輩に報告・相談出来ている姿を見て成長を感じています。まだまだ経験出来ていない事も多いですが、病棟全体で支えて共に成長出来たらと思います。
中央4階病棟 主任看護師 中川
