2月 仕事としての看護を学ぶ

 2月は「私の看護観」の発表がありました。各部署からは、先輩方や師長さんも聞きに来て下さり、緊張の中での発表でした。新人は、入職してから多くの患者や職場の仲間と出会い、仕事としての看護を学びました。これまでと比べ物にならない激動の1年間だったと思います。しかし、専門職としての学びは、新人の時だけでなくこれからも続きます。今回考えた事を土台にこれからも経験を重ね、看護に対しての自分なりのこだわりや信念を大切にしてほしいと思います。

新人看護職員研修責任者 大西孝子


 入職して10か月が過ぎました。独り立ちに向けて毎日多くの学びと反省を繰り返しています。入職したばかりの頃は、先輩の後を追いかけるだけで精一杯でした。それでも、看護の視点や一つ一つの技術を根気強く、教えてくれた先輩方のおかげで、少しずつですが、自分で考えて意見を伝える事や、自分でアセスメントしてタイムリーに報告・連絡・相談を行えるようになってきました。多重業務の中での調整や優先順位等も、根拠を持って行える場面が増えたと感じます。しかし、まだまだ先輩の助言が必要な事も多く、学ぶべき事、課題も常にあります。
2月は「私の看護観」の発表があります。日々の看護を振り返り、忘れられない患者さんとの場面から自分が大切にしたい看護は何なのかを、自分と向き合って考えました。グループワークでの意見交換や先輩方からの助言を得ながら振り返り、看護観をまとめました。同期の看護観に触れる事で、他部署の様子やそれぞれが大切にしているものが見え、良い刺激をもらえる機会にもなったと思います。
今後は、新人看護師としての1年間のまとめの会に向けて振り返りが行われます。日々の看護を自分自身の糧にし、看護師としても社会人としても成長していけるよう、毎日を大切にして学び続けたいです。そして、その学びを、患者さんに還元していきたいと思います。

西8階病棟 新人看護師 O


 早いもので、入職後10ヶ月が経過しました。ニコニコしながらスタッフステーションに来た時を、懐かしく思いだします。その後、集合研修や日々の先輩看護師の指導・助言を受けて、今では自分で考えながら看護が行えるようになりました。新人さんの頑張りと、患者さんを含めた周囲の人達のおかげで、成長できたと思います。
看護観の発表では、患者さんと向きあい、自分の看護がどうであったかを観察・アセスメントからしっかり振り返る事が出来ました。その中で得たことは、しっかり自分の経験知にしていけたら良いと思います。どのような看護師になるのか、楽しみに期待しています。

西8病棟 看護師長 大久保