1月 私の看護観

 1月は、『私の看護観』を記述しGWで考えをまとめていく時期です。『私の看護観』はキャリアラダーⅠの課題レポートで、マーガレットシステムの夜勤練習が終了している新人が取り組めることになっています。日々の看護場面の中で心に残っている場面を想起し、なぜ心に残っているのかを考えて自分が大切にしたい看護を見つけていく過程です。
 新人看護師は、学ばなければいけないことが多く、多忙な日々の中で一つ一つの看護場面は覚えていないことが多いのが現実です。しかし、未熟ながらも自分が大切にしたい看護について考えることは、これからのキャリア形成にも影響してくると考えています。看護師としてのキャリアをスタートさせ、自分がなりたい看護師像を描く大切な機会だと捉えています。

新人看護職員研修責任者 大西孝子


私たちが所属している南2階病棟は、泌尿器科、皮膚科、形成、歯科、眼科など混合病棟で入退院が多い病棟です。その中でも泌尿器疾患の患者さんが多く、手術目的で入院される患者さんもたくさんいます。尿道留置カテーテルが多く用いられ、尿の性状や尿量からIN-OUTバランスなどをアセスメントしたり、カテーテルからの感染予防、閉塞予防などカテーテル管理がしっかりできるよう学んでいます。退院後に自己導尿や尿道カテーテル留置や尿路ストーマ管理の必要な患者さんなどもおられ、その人の生活背景から個別性のある退院指導ができるように心がけています。
入職して9ヵ月が経ち、看護師として独り立ちを目指している時期です。現在は、少しずつ業務に慣れ、一人でできることが増えてきたと実感しています。今後もできること・できないことを明確にして、先輩に相談しながら経験を重ねていくことが今の課題だと考えています。自ら積極的に関わりを持つことで患者さんのニーズに合う看護を目指し、日々努力していきたいと思います。

南2階病棟 新人看護師K・T


新人看護師としての1年も残り3ヶ月、1人前の看護師になるために覚えることがたくさんあったと思います。最近では、患者さんとの関わりの中で疑問を持ち、与えられた情報・データから考え、報告・相談することの重要さに気づけていることをうれしく思います。覚えなければならない技術や知識の数は未知であり、悩むこともたくさんあると思いますが、チームの一員として任せられる業務も増え、自分でできる事の幅が広がっていることに自信を持って欲しいと思います。今、できていること、できていないことを受け止め、次への1歩に繋げられる実行力を身に付けさらに成長していくことを期待したいと思います。

南2病棟 副主任 進藤