8月 OJTでの内容の濃い日々

8月の新人研修は、地域での感染症発生の状況を踏まえ、集合研修は行いませんでした。その分OJTでは内容の濃い日々が続いたと思います。この時期は、担当看護師として患者への理解を深めながら、チームメンバーとしての役割についても経験を重ねていく時期です。また、正常・異常・緊急性などもパートナーやリーダーに相談しながら自分で判断できるようアセスメント力もつけています。さらに、夜勤練習では24時間の看護の継続や患者を生活者としてみる視点も養っています。新人看護師として、様々な事を体験し学び成長している時期です。

新人看護職員研修責任者 大西孝子


 入職して5か月が経ちました。私たちが勤務しているICUは、重症患者さんが入室しており、入職当時は、見慣れない医療機器に不安が多く戸惑う日々でした。しかし、人工呼吸器や心電図など部署の勉強会に参加したり、定期的にプリセプターやアソシエイトと一緒に振り返りを行い、目標を立てながら日々学びを深めています。また、毎朝患者さんの情報収集後に、病態のアセスメントや1日を通してどのようなことに注意して看護を行なうかを先輩看護師に1分間レビューとして聞いてもらっています。1分間レビューを日々繰り返すなかで、アセスメントや根拠に基づいた看護が少しずつ行えるようになってきたと感じています。まだまだ知識も浅く不安もありますが、パートナーへの報告と相談を行いながら、患者さんそれぞれの病態をアセスメントし根拠のある看護へと繋げていきたいと思います。

ICU・CCU新人看護師  S・K


集中治療室では24時間重症度の高い患者さんの受け入れをしています。様々な診療科の患者さんが入院されるため、様々な知識や高い技術、アセスメント能力が求められますが、やりがいを感じる職場だと思います。
新人は先輩看護師やプリセプターの指導を受け、日々、自己の課題に取り組み、目標を持って一生懸命頑張っています。業務にも慣れ、出来ることも多くなり成長を感じています。不安な気持ちや大変なこともありますが、それ以上に喜びや癒しもたくさんあります。これからもたくさんの経験を積んで学んでほしいと思います。
私たちも、新人看護師への教育を通して、一緒に成長していきたいと思います。

ICU・CCU主任 金場