2月 「私の看護観」の発表

 2月は、マーガレットシステムの仕上げともいえる「私の看護観」の発表がありました。自分が経験した看護の中から、心に残った看護場面を想起し自分が大切にしたい看護について考えた事を発表しました。これは、12月から先輩ナースや新人教育委員会に支援を受けてまとめたもので、清潔ケアの場面や認知症患者の看護、未熟な自分にかけられた患者さんからの言葉など様々な場面でした。その時の患者さんの状況や自身が行った看護の意味を考え、三豊の看護師として初めて「看護はライブ」を自分の言葉で表現できたと思います。看護部ビジョンにもある「自ら考え学び、表現できる看護師」を新人看護師も目指しています。

新人看護職員研修責任者 大西孝子

 私が所属している西3階病棟は、産婦人科・小児科の混合病棟です。出産に立ち会わせていただく機会もあり、一緒に誕生を祝福したり、産後の母親の授乳指導や沐浴・育児支援など母親やそのご家族の方と一緒にその人に合った方法を考えていけるように取り組んでいます。また、子宮がんや月経過多のような婦人科疾患を有する患者や、小児の患者も入院しており幅広い分野を看る必要があります。
入職してから11ヶ月が経ち、先輩からいろんな仕事を任せられることも多くなってきており、自分一人で患者の元へいくことも多くなりました。医療は1つのチームで動いているため、自分が患者と関わる中で得た情報をチームの中で共有し、チーム全体が共通認識しておくことが必要です。新人研修でも学んだ報告・連絡・相談の重要性について日々実感しながら実践しています。
また、新生児や小児科の子どもたちは、自分の言葉で自分のことを訴えることが難しく、その時の機嫌などにも大きく左右されるため、表情や普段の様子との違いはどうか、家族とのやりとりがとても大切だと感じます。観察力やコミュニケーション力をこれからももっと磨いていきたいと思っています。

西3病棟 新人看護師 M

 西3病棟では、婦人科疾患のほか、分娩や小児など緊急入院が多い病棟です。当然、新生児から老年期まで幅広い年齢層の方がおられます。入職して11ヶ月になり、どのような場面に於いても、落ち着いて行動できています。
 私たちは、信頼される医療や看護を行うため、医師や医療スタッフとのチームワークが重要であることを日々感じながら、看護を行っています。これまでの研修やOJTでの学びを活かし、知識を基に観察をしたことをアセスメントし、先輩スタッフと共に患者の状態にあった看護を行って欲しいと思います。先輩からの助言を自分のものにし、看護に活かせるよう頑張ってくれることを期待しています。

西3病棟 師長 野田