8月 夜勤練習の中盤と集合教育

新人ナースたちは、夜勤練習の中盤に入っています。前半4回の練習が終われば、「患者の夜間の生活や様子についての理解」や「体調を整えて夜間勤務ができる」などについて自己・他者で評価を行い課題を明確にして後半4回の患者を担当しての夜勤練習に入ります。この時期には、日勤での担当患者数も少しずつ増やしていく段階になり、業務量や責任範囲が増えてきています。自分の課題を一つずつ着実にこなしていくこと、ストレスコントロールを行えることがこの時期の大きな目標になってきます。
集合教育では心電図とモニター心電図の講義と演習を行いました。患者さんが胸痛を訴えた時は、迅速な対処が求められる場面が多くあります。まず心電図に慣れ、患者の症状や訴えと心電図に現れる兆候の関連を考えることが大事です。

新人看護職員研修責任者 大西孝子


4月に就職して、5ヶ月が経ちました。南4階病棟は呼吸器内科・外科病棟で、主に肺癌、肺炎、気胸などの患者さんが多く入院されています。また、吸引を実施する場面も多くあります。4月に吸引の研修を受け、初めて実施した時はチューブを入れた際に患者さんが苦しそうにする姿を見てとても怖かったことを覚えています。先輩が実施する姿や自分が実施した後にアドバイスをいただきながら少しずつではありますが自信がつき現在は1人で吸引を実施しています。
4月に比べると、入退院の処理や、ルート確保、採血などできることが増えました。でも、技術を覚えることに焦って患者さんのことを充分に考えられてないこともありました。できることが増えたぶん、その反面ミスもあり失敗からもたくさんのことを学んでいます。ベッドサイドで患者さんの反応や訴えを看ることで、何が必要なのか考えケアにつなげることが出来るよう先輩看護師に報告・連絡・相談するようにしています。患者さんの気持ちに寄り添える看護師になれるよう日々学んでいきたいと思います。

新人看護職員 T、O


新人として配属され、様々な経験を積んできています。社会人としてのマナーと看護師としての自覚も徐々に出来ています。こわばった表情も患者さんの前では笑顔になり、スタッフ間でもいろいろな話が出来るようになっています。今は経験が少ないため乗り越える壁も大きいですが、一つ一つ確実に学んでいます。いつも前進できるよう導いていきたいと思っています。

南4病棟 看護師長 井下