全国国保地域医療学会

2日3日埼玉県で開催された全国国保地域医療学会に参加してきました。観音寺市、三豊市からと当院の職員29名で参加し、研究発表は10題行われました。この学会は、開設者の市町の行政の方、国保診療施設の職員が地域包括医療・ケアについて検討し、また活動報告、研究発表する会です。この国保診療施設のなかから始まった地域包括ケアシステムを2025年にむけて全国に広げようとしているのです。
 数日前の四国新聞に幸福度の記事が掲載されており、香川県の順位が43位ということで驚きました。内容を見ると民間研究所が15000人にインターネットで行った「地域しあわせ風土調査」の結果で、自己実現と成長・つながりと感謝・前向きと楽観・独立とマイペース・安全と安心の5つ指標から幸福度を算出していました。「気候が穏やかで大きな災害の少ない瀬戸内沿岸の幸福度が相対的に低い。恵まれた環境に住んでいることへの自覚が薄く、幸福と感じる基準が高いのではないか」と書かれていました。
 また別の幸せ度ランキングでは、12位でした。社会経済統計を活用して、生活・家族部門、労働・企業部門、安全・安心部門、医療・健康部門に分けて分析した結果だそうです。比較的に人口が少ない県が上位になっていました。
 ランキングだけが注目されますが、どのような調査か、何を表しているかを
考えることが大切ですね。また、職場内だけの狭い視野に固まらないように、院外、県外、国外にも広げて、物事を考えるように心がけましょう!