緊急事態宣言が解除となり、県、地域そして当院の状況も落ち着き、次の段階に入ると感じ始めています。新型コロナウィルス発生の前の生活に戻ることは難しいけれど、気をつけながら動き始める時期だろうと思います。何に気をつけるかが重要です。感染対策の基本、標準予防策の徹底です。感染の有り無しで判断するのではなく、すべての人の湿性生体物質を扱う時には標準予防策を行うことです。安全、安全でない場所と分けることは不可能なのです。今回のことを機会として、標準予防策の徹底に取り組みましょう。また、新型コロナウィルス感染対策のポイントは2点です。
- ウィルスを含む飛沫が目、鼻、口の粘膜に付着するのを防ぐ
- ウィルスが付着した手で目、鼻、口の粘膜と接着するのを防ぐ
医療機関における新型コロナウィルス感染症への対応ガイドより
だから、マスクをするのです。だから、手洗いをするのです。
医療従事者として、正しく理解し、適切なタイミングで手洗い、マスクをして、働くことそして外での活動をしていきましょう。
自分を守り、家族を守り、職場や地域を守るため、職員一人ひとりの行動がとても重要です。