香川県看護学会

 4日の立春を過ぎても、毎日寒い日が続きますね。今年は特に寒さが厳しく感じます。インフルエンザは少し収まってきたようですが、気を緩めずにいきましょう。
 1月28日には香川県看護学会が開催され、当院からは南2病棟の研究が発表されました。また日本看護協会の福井トシ子会長の「診療報酬改定にともなう看護の展望」と題した特別講演がありました。福井会長の講演を聴くのは初めてでしたが、とても楽しくわかりやすい講演でした。社会保障制度の方向性は「医療機能の分化・強化・連携」と「地域包括ケアシステムの推進」です。これに向かっての診療報酬・介護報酬の同時改定ということです。これからの看護職に期待することとして、看護実践能力の高い看護職の育成とありました。看護協会が看護師のクリニカルラダー(JNAラダー)を作成し、30年から研修も対応させています。当院のクリニカルラダーも変更する計画をしています。
 最近、職場環境について考えることがありました。ある雑誌に「服務規程」という掲載がありました。医療従事者としての職業倫理をあたりまえのこととしてはいけないことに気づきました。