外来における実習について

外来 秋山奈保子

秋山外来実習は、1日から4日と短期間の実習です。外科外来では1日だけの実習の場合、曜日によって実習内容が変わります。先日の男子学生さんのお話です。当日は、3診の診察がありましたが、すべて乳腺疾患の患者さんが多く男子学生の見学は困難な曜日でした。しかし、積極的に出来る学習に取り組んでくれていました。最終的には緊急手術が発生したため、全身麻酔の手術前の検査・準備、さらに手術出しまでの一連の流れを看護師と共に実習してもらいました。最後の挨拶時「本日は、たくさんの学びがあり大変よかったと」笑顔が見られました。
ペースメーカ外来や乳腺外来など特殊な専門外来もあれば、外来手術・化学療法のポート穿刺や処置、病棟実習とはまた違う視点での入院に向けての患者指導など外来でしか学べないものも多々あります。さらに、現在当院では、外来と病棟との連携に取り組んでいます。入院までの経過に対しての入院連絡票、入院から自宅退院するときの問題点の連絡そして継続看護。外来実習時、外来と病棟間の流れも感じてほしいと考えています。