11月 「人工呼吸器の取り扱い」や「看取り」等

 11月の新人ナースは、集合研修では「人工呼吸器の取り扱い」や「看取り」等、難易度の高い知識・技術を要する看護について学びました。またOJTでは、半数以上の新人が夜勤練習を終了しました。6月から8回にわたって行った練習は、体調を整えるところから始まり、長い夜勤時間帯をチームの一員として責任をもって患者担当できるまで、一つずつ課題を解決しながら取り組めるよう部署で支援しました。チームの一員になるためには、先輩との連携と適切な報告・相談、責任をもって患者を担当するためには、異常をきちんと判断し、報告も含めた対処が迅速にできることが不可欠です。新人には新人の責任と役割をきちんと理解して行動できることが大切になってきています。

新人看護職員研修責任者 大西孝子

                            
 4月に入職してから、約8ヶ月が経ちました。中央4階病棟は、消化器内科・腎臓内科・代謝科の混合内科病棟で、消化器の内視鏡的な処置をする方、がんで化学療法を行う方、糖尿病教育入院や腎不全で透析導入する方が入院します。
 新人の集合研修はほぼ終了し、夜勤練習も終了しました。研修で学んだことを活かしながら、患者さんと関わっている毎日です。最初は、家庭と仕事の両立が出来るのか不安でしたが、家族の協力もあり、病棟の先輩方にも助けてもらいながら頑張っています。そして最近は、子育ての悩みも相談しながら仕事をすることが出来ています。
先月は、多重業務研修がありました。日常の中で起こり得るかもしれない場面設定の中、あるゆる危険を自分なりに予測してアセスメントし、対応しました。研修の中で危険にならないような事前の対策も大切だと学ぶことが出来ました。これらの研修や現場で学んだことを活かし、患者さんの安全を最優先に考えながら看護をしていきたいです。

中央4階病棟新人看護師 T

 入職してから8ヶ月が過ぎ、夜勤や休日日勤勤務も出来るようになりました。先輩への報告や相談も、しっかりと自分の考えを伝えることが出来ています。多くの研修からの学びだけでなく、先輩の行動を見て学び、患者さんとの関わりでも多くの学びを得て成長している姿をとても頼もしく思います。
 中4病棟は緊急入院での内視鏡処置のようなスピードを要する看護や、糖尿病や腎臓病の教育入院のように、患者さんの生活を考えた指導も重要な役割のひとつです。多くのことを求められますが、焦らずに自分のペースで進んでいって欲しいと思います。その歩みをみんなでサポートし、共に成長していければと考えています。

中央4階病棟師長 佐藤