5月 「看る力」の演習

5月のマーガレットシステムは、導入期になり現場でのOJTを中心とした指導をしています。数人の患者を先輩と共に担当し、様々な状態の患者のケアを実践したり、複数人を受け持ち、多重業務の中での優先順位を考えながらの看護を行っています。それに伴って、集合教育では、「報告・連絡・相談」や「メンバーシップ」について学び、チームの一員としての役割や責任を学び、新人といえども免許を持った職業人として自覚ある行動ができるよう研修を組み合わせています。また、今年度からは、集合教育期から継続して「看る力」の演習を定期的に行うようにしました。患者の状態を把握してケアを実施し、その反応から「看る力」を発揮した看護ができたのか自分が実施した看護ケアを振り返り、考えることができるよう支援しています。
5月12日には病院まつりが開催され、新人看護師も職員として地域の皆様をお迎えしました。白衣体験ブースを担当し、看護師にあこがれる子供たちに先輩として笑顔の対応ができたと思います。

新人看護職員研修責任者 大西孝子


4月の集合教育では、学生時代の学習に加え、演習を交えた研修をたくさん行い、また社会人としてのルールやマナーを学びました。
現場では、実際に患者さんに対して処置を行う際、集合研修で学んだ技術を用いて実施しましたが、緊張してうまくできませんでした。その際、一つ一つの手順を確認しながら先輩看護師と一緒に実施することで、患者さんに負担を少なく安全に実施することができるようになりました。
患者さんに対して行った看護を毎日振り返り、患者さんの反応からより良い看護を提供することができるよう自分で考察し、プリセプター・アソシエイトを中心に師長や先輩看護師に助言や指導を頂きながら日々学習しています。分からない事が多々ありますが、確かな知識や技術を習得できるよう、経験を積み重ねながら安心・安全な医療が提供できるよう努力しています。

西7病棟新人看護師 T,Y,N


入職して2ヶ月になりました。集合教育を終え5月より本格的にOJTが始まりました。初めは患者さんへの挨拶も緊張している姿が見受けられましたが、最近は患者担当をするようになり先輩看護師と共に、朝の1分間レビューで、患者の状態把握、アセスメント内容、ケアについて報告し、1日の予定がたてられるようになってきました。巡回し患者さんを看て、一つ一つ先輩看護師とともに考えながら看護ケアを行っている姿や、訴えをきちんと受け止め考えて患者さんに接している様子に頼もしさを感じています。これからも、患者さんのためにどのような看護ケアを提供すればいいのか一緒に考えながら、共に成長していきたいと思います。

西7病棟師長 大久保