12月 OP・ICUへのローテーション研修

12月は、一般病棟の新人看護師が、OP・ICUへのローテーション研修を行いました。ローテーション研修の主な目的は、「自部署と他部署との看護の連携を理解する」です。OPやICUの看護を直接体験することで、特殊な環境下での看護を理解し、特殊部署と病棟との継続看護について考える機会としています。研修では、ハイリスク患者に対するフィジカルアセスメントや予測と判断、家族ケアの大切さ、周手術期看護の全体像について理解を深めてくれたようでした。OP・ICUの入室前後でかかわる病棟の看護師として、視野を広げて看護できるようになってもらいたいと思います。

新人看護師教育担当 大西孝子

私は、内科病棟に勤めており、主に消化器系の内視鏡検査や治療・化学療法などの患者さんのケア・看護を行っています。9月ごろから休日や夜間の勤務も行っていますが、まだまだ経験できていない手技や検査・治療があり、戸惑うことの多い毎日です。しかし患者さんや周囲の先輩に助けていただきながら少しずつですが自分でも成長できていると感じています。



今月はローテーション研修で、手術室の看護を学びました。私は普段、手術室に行く機会が少ないので、当日はとても緊張しましたが、実際に開腹手術・帝王切開・血管造影検査などを見学することができました。開腹手術では全身麻酔の導入から開腹術、麻酔覚醒と一連の流れを見学することができ、意識のない患者さんへの配慮や看護などを学ぶことができました。帝王切開術では、児の誕生から母親との対面に立ち会えたことで命の尊さを感じ大きな感動を受け、とても印象に残っています。
このように手術室での看護について直接指導を受けたことで、看護師としての視野も広がり貴重な経験ができたと思っています。1月には内視鏡室へのローテーション研修があり、関わることの多い部署ということもあって今からとても楽しみにしています。

中央4階病棟 新人看護師 M・O

今年度も残すところあと数か月となりました。新人看護師として新しいスタートとなった2016年でしたがどんな1年だったのでしょう。初めの頃は緊張のあまり、患者さんと挨拶することすら難しそうに思われました。しかし、最近では上手くコミュニケーションを
取っている姿も見られ、少しずつ成長している様子を見ることも多くなりました。退院される患者さんを丁寧に見送っている時など、とてもよい表情をしているなと思います。
国家試験から始まり看護学校の卒業、三豊総合病院への就職、中4病棟への配属と嬉しい事、辛い事、様々な思いのこもった年となりました。患者さんや先輩看護師など周囲の人達に支えられ、学ぶことの多かった1年をどんな思いで締め括り、新しい年をどんな思いで迎えるでしょうか。私達も新人さん達を通し沢山の事を学ばせて頂きました。これからも看護師としてだけでなく人として共に成長できればと願っています。                           

中4病棟師長 森