9月の新人看護師の様子

中秋の名月、super moonとすっかり秋らしくなってきました。就職して半年が経過して「独り立ち」して業務を行っていく時期となってきました。独り立ちといっても、すべて一人でするということではなく、先輩に報・連・相をしながら一人で行うという事です。不安もあると思いますが、それだけ出来ることも増えてきているのです。半年かけて部署のスタッフや環境に慣れつつ基本的な看護技術を習得してきました。これからは、学んできたことを患者さんやその時の状況に合わせてどのように「看護」として提供していくかを考えながら取り組んでいきましょう。新人看護師の皆さん一人ひとりが自分の持ち味を活かし、患者さんに対応していけるように願っています。そして、患者さんに喜んでいただけた嬉しさが、さらに次につながる力となるでしょう。嬉しかった話、是非私にも聞かせてくださいね。

研修責任者 師長 荻田

*今回のホームページの記事は5G(西6・西8病棟)が担当しています

人口呼吸器の取り扱い研修

mitoyo-1509-1今回、人工呼吸器の取り扱いについて学びました。
臨床工学技士の方からの講義を受けた後、実際に機器を使って演習を行いました。整形外科病棟では呼吸器を装着する患者さんは少ないですが、循環器病センターでは、呼吸器を装着している患者さんもいます。正しい操作方法や注意事項、アラーム時の対応について操作しながら学ぶことで、より理解に繋がりました。経験がほとんどなく実際の現場ではまだ器械に触る機会も少ないのですが、演習では指導を受けながら設定を変えてみたりすることもできました。今後、臨床の現場で操作する際にも今回の学びを活かし先輩とともに正しく扱っていきたいと思います。

薬剤の知識と転倒転落事故

初めての平日夜勤、 無事終了!お疲れ様。主任・プリセプターと。新人Ns(中央)

初めての平日夜勤、 無事終了!お疲れ様。主任・プリセプターと。新人Ns(中央)

高齢になると、睡眠の連続性が失われることから熟睡感が得られないといわれています。また、一方では体力の低下や病気等によりベッド上で過ごす時間が長くなってきます。今回、薬剤の知識と転倒転落事故についての研修を受けました。病棟の夜勤をしていると、不眠を訴える患者さんも多く、安定剤を希望される方もいます。講義では薬の副作用でふらつきが起き、転倒して受傷するリスクが高くなる事も学びました。睡眠薬を安全に使用するためには、服用後明け方に転倒事故が多いのでこの時間帯の患者さんの行動に注意して観察する必要性があります。患者さんが眠れないから睡眠薬をと考えるのではなく、まずは睡眠のリズムや生活パターンから、よい睡眠へ導ける様援助していきたいと思いました。また、薬剤の効果をよく知ることで安全な看護を心がけていきたいと思いました。