1月の新人看護師の様子

今月は、内視鏡センターへのローテーション研修、特殊部署(OP・ICU)の新人看護師の病棟でのローテーション研修を行いました。研修に際し、受け入れ先の看護師をはじめ、医師や技師など他職種のスタッフも熱心に関わってくれている様子から、職員全員で新人を育てる風土になってきた事を実感しています。新人看護師もアットホームな雰囲気の中で研修が出来ていました。
また、「私の看護観」をまとめる為のグループワークを行いました。患者さんとの関わりで忘れられない場面について、どうして忘れられないのか、自分の関わりは患者さんにとってどんな意味があったのかなど経験や思いを新人看護師間で話し合えていました。日々忙しく勤務をしていると業務の事ばかりに気を取られがちになります。今回の研修ではどのような看護を大切にしたいかを考えることが出来ました。

新人看護師研修担当 師長 荻田

今回のホームページの担当は4G(西4・西5病棟)です。

内視鏡ローテーション研修

mitoyo-1601-1新人看護師のローテーション研修として内視鏡センターでの研修がありました。胃カメラや大腸カメラ、ESD、気管支鏡の他、造影CT、シンチ、嚥下テストなどの特殊検査の実際・看護について学ぶことができました。検査の前処置から検査後までの一連の流れを知ることで、前処置や観察項目、注意点などの根拠を学ぶことができ、帰室後の患者の看護につながる学びが多くありました。

 

mitoyo-1601-13内視鏡の看護師は、患者にわかりやすいように前処置や、検査後の注意点について説明を行っていました。また、不安を最小限にかつ安全に検査が受けられるように対応をしており、検査中のモニタリングや声かけの大切さを学ぶことができました。今回学んだことを病棟での看護に活かしたいと思います。

私の看護観グループワーク

忘れられない患者様について「私の看護観」の発表の前のグループワークを行いました。グループワークを通して実際に言葉にして相手に伝えることで自ら考えたことを振り返ることができ考えを深めることができました。また、看護観を明確にすることができました。今回のグループワークで得たことをもとに私の看護観を考え、レポートにまとめていきたいと思います。発表は来月の予定です。

OP・ICUから一般病棟へのローテーション研修

mitoyo-1601-3普段特殊部署(IUC・OP)で勤務していますが、新人看護師として習得すべき項目を経験すること、自部署との連携について学ぶことを目的に病棟ローテーション研修に行きました。病棟での勤務は複数の患者さんを受け持ち、検査や手術出し、入退院などの様々な業務を並行して行わなければなりません。そんな忙しい業務の中で感じたことはできる限り患者さんの持つその人らしさを失わないように日々の看護を行うことです。特殊部署では一般病棟と比べて患者さんと接する時間が短いため、つい情報をとろうとしてカルテと向き合うことが多くなりますが、カルテと睨めっこするのではなく患者さんの傍に行き話をすること、思いを汲み取りその人らしさを守ることができる看護を忘れないようにしたいと思います。