「看護の質」を共有できたこと

 1日4日の2日間で看護の質発表会を開催し、15部署からの発表がありました。平成23年西棟が完成し、病棟編成が変わったことを機会に、部署の看護の質をドナベディアンの構造・過程・結果で表してみることにしました。その後
平成26年過程は看護そのものであるので事例で表すことを始めました。平成29年からは事例はスタッフが発表となり、今年はコロナの影響もあり、事例のみの発表というスタイルになりました。過程を事例で表して7年継続してきて、どう変化してきたと感じているでしょうか?
 私は、標準的な疾患に対して、患者理解とニーズの把握し、看護を仕事として行う「意図した看護介入」を表すことができてきたと感じています。そして
それは看護部理念の3つの豊かな看護の提供できたこと、クレドに沿った行動をしたことをあらわすこともできていました。新型コロナに影響された1年でしたが、各部署が「看護の質」を発表している姿、それを多くの人と聴き、当院の「看護の質」を共有できたことを大変誇らしく感じました。発表者、参加者の皆さん、会運営の主任会の皆さんに大変感謝しています。有り難うございました。
 3月11日東日本大震災を思い出します。明日が同じように暮らせることは当たり前ではないこと、健康で働けることは有り難いことと、10年前のひとことで書いています。今も同じ思いです。