前回のひとことで書いたことの内容で、7月に入ってからの大雨による被害があまりに広範囲で大きいことに心が痛みます。また新型コロナウィルスについての対応も気を緩めることができず、今年の夏はどんな夏になるのだろうと思ってしまいます。まずは、心と身体のバランスを保つように、慎重にと言いながら進みたいと思います。
メディカ・ファンに「そもそも人間は変化を好みません。肉体的には恒常性を保ち、体温が上がったら体は下げようとします。脳は新しい情報を嫌い、いちばん快適なところに居たいと思います。心理的には現状を変えることでなにかを失う可能性があるなら変化を避けようとする傾向があります」という文章がありました。身体(からだ・こころ)の状態を看る力で理解できます。しかし、看護を仕事としている私たちは、周囲の環境や人が変化し、自分も変化することを求められることが多いと感じます。