看護管理について考え、話し合う

 前回ひとことに書いた後、今は主任さんとの面接の最中です。この3週間ずっと、看護管理について考え、話し合っています。
 雑誌の看護管理に特集「30人が振り返り展望する看護管理の現在・過去・未来」がありました。嶋森好子氏「看護はマネジメントから始まる。一人の患者さんをケアするにも3人以上の看護師が必要で、看護を行うためには患者・家族はもちろん、多職種の協力を得ることが必要であり、その過程はまさにマネジメントそのものです」と。看護管理には、看護職一人ひとりが行う「ケアのマネジメント」と組織として目的を達成する「看護サービスのマネジメント」があるということを再認識しました。看護を仕事として働く看護師は、マネジメントしながら実践することが求められているのです。坂本すが氏「スタッフは何を考えているのか。なぜそう考えるのか。看護管理者自身はどうしたいと考えているのか。対話。すなわち意見の行き来がなければ共有できるものは見えてこない。そのためには看護管理者はまず己の内も自己開示することだ」と。昨年からこだわった「対話」が、患者さんご家族だけでなく、職員間でも大切だということです。
 対話をしながら、看護管理過程を進めることができるように、取り組んでいきます。