今年の取り組みを振り返り、準備してみましょう。

あっという間に年末という感じです。寒い年末になりそうです。
 先日、主任会から看護の質に関するアンケート結果を受け取りました。継続して実施しているもので、看護部として重要な看護の指標のひとつだと考えています。どうなっているだろうか?昨年よりどう変化しているか?各病棟はどうか?と思いながら、結果を確認しました。全体的には、各項目とも昨年より上昇していましたし、患者確認と退院後の援助の項目は、他の項目より大きく上昇していました。今年度看護部目標として取り組んできた、患者誤認と退院支援が行動として浸透してきたことがわかり、うれしかったです。組織の状態を表す指標としては、他に患者満足度調査、職員満足度調査、クレドサーベイ、そして今年事故防止委員会が実施した安全文化調査があります。各部署、看護部全体の状態を注意深く看ていくことが大切です。
 今朝、ある師長さんからうれしい報告がありました。退院後外来受診した患者さんが病棟にやってきて「外来に伝えてくれてたんやな。調子を聞いてくれた。ありがとう」と言ってくれたそうです。まさに看護部目標「患者・家族と共に退院後の生活を考え、支援します」が実践でき、患者さんからのフィードバックで確認することができたのです。病棟師長さんはうれしくて報告、聞いた外来師長さんもうれしい、そして私もとてもうれしかったです。
 そろそろ個人目標、部署目標、看護部目標の評価をする時期です。今年の取り組みを振り返り、結果は何で表せるかを準備してみましょう。