指導と教育の違いを考える機会

年末が近づいてきました。私はあまりそんな気分になっていないのですが・・
 指導と教育の違いを考える機会がありました。学生指導、新人指導・新人教育そして患者指導・患者教育と使っていますが、違いを分かって使い分けていたでしょうか?実習指導者講習会では、この違いを習った記憶があります。
 皆が共通して認識しておかなければならないことを身につけさせるのが教育、指導は相手によって受け止め方が異なりそれを踏まえてその人に合わせて導いていくことだそうです。私達が現場で行っているのは、ほとんどが指導ではないでしょうか?相手が学生さん、新人さん、患者さんであっても、相手の状況を把握し、どう考え行動したか?次はどう行動するか?を尋ね一緒に考えることが大切なのでしょう。クレドの1 2、リフレクションのことと重なることに気が付きます。それと退院時指導もありました。行うことは同じで、確認する項目、内容が変わるのです。
 今年度のBSC目標1入院前の生活状況をふまえた、退院支援を行います。
今回の入院治療によって入院前の生活と退院後の生活の差を退院前確認シートを使って患者さんご家族と一緒に確認することが退院指導ということになります。
 今年最後のひとことになります。来年もよろしくお願いします。