看護の質を考えるにあたり・・・

2015年の国勢調査の結果、香川県の人口が97万6756人となり、増加しているのは、高松市と宇多津町という新聞記事を読みました。人口は減少し、世帯数は増加しており、一人暮らし・少人数世帯が増えていました。

8日「香川県における地域医療構想の行方と自治体病院の役割」国際医療福祉大学の高橋泰先生の講演を聴きました。日本中の医療圏の状況把握するために実際に訪問しており、地域医療構想の第一人者の方と感じました。印象的だったのは、医療はミクロ、地域医療構想はマクロで、地域の人口や疾病構造、病院機能別病床数を考えるということでした。看護管理もミクロとマクロで考えることは重要なことです。一人ひとりのケースについてはミクロとして、部署の患者数、看護必要度、職員数、在院日数などはマクロで考えるのでしょう。丁度、人事考課の最終面接やBSCのまとめ、部署の看護の質をまとめる時期になっています。自部署、看護部全体をマクロで捉え、まとめをしていきましょう!

25日には高橋先生が当院に来られ、講演されます。病院はどうなるか、西部医療圏は、香川県は、日本はと考え、また自分の老後のことも考える機会となると思います。