小さな報告や相談が直接患者さんのためになることを実感

西6階病棟・循環器病センター
看護補助者 山下葵

私の所属する看護部では6つのクレド(行動指針)がありますが、私は「相手の存在を認めた行動します」と「相手の反応をよく見ます」というこの二つを特に意識ながら仕事をしています。それぞれの患者さんは皆さん違う存在で、一人ひとりの患者さんの「その人らしさ」を意識して、話をよく聞き、表情や反応を注意深く観て接するように心掛けています。自分なり考えて、患者さんと接する中で、私のしたことで患者さんが喜んでくださった時、笑顔になってくれた時、私も人の役に立てるのだなと思えるととても嬉しい気持ちになり、大きなやりがいを感じます。それは、看護補助者になってよかったなあと思う瞬間です。この病院で働いてよかったと思うのは、公務員という身分で、安定した収入やワークライフバランスを考えた働き方ができることは大きいですが、それ以上に、小さなことでも上司や同僚とコミュニケーションを取り、チームで仕事をしていくことができること、そして、その小さな報告や相談が直接患者さんのためになる実践に繋がっていることを実感できることです。自分のこれまでを振り返るとまだまだ分かっていないことも多いですし、先輩のようにてきぱきとできていないことがあるので、もっと積極的に新しいことに挑戦し、苦手な分野にも取り組みたいです。