ローテーション研修での学び(平成26年5/27~6/9)
- 三豊総合病院から亜急性病院へ転院した患者さんが入所していました。病院では気切をしており、カニューレをスピーチやカニューレに変えて発語練習を行うのがやっとの状態でしたが、自分で車いす移動し胃瘻を作っていたにもかかわらず、自分で車いす移動し、経口摂取できるようになっている姿を見て、急性期病院から亜急性期病院を通して自宅や地域へ帰るという事がどのようなことなのか実際に感じることができました。(継続看護の一部を担っている事)
- 最近では、介護士さんも研修を受けると「吸引」や「PEG注入」ができることを知った。しかし、胃残渣物の確認と栄養を注入しても良いかの判断は看護師の責任において実施している。(看護師・介護士の責任役割と範囲)
- 利用者の自立度を考え、機能低下しないために医療のほかにも様々な専門スタッフと一人の利用者の復帰に向けて取り組んでいる事がわかった。
- 出来るだけ元の生活リズムに近づけるよう、日中は車いす等でホールで過ごして話をしたりお茶を飲んだり、まるで家で過ごしているような雰囲気でした。病棟とは違い、とても暖かく、なにより利用者さんがとてもリラックスしていたので、このように環境を整える事は重要であると学びました。
- 今のADLの状態の低下を防ぎ、リハビリや作業に参加することで今の状態を継続できることを目標に生活していると思いました。
- 自部署にいるときは、急性期の状態であり、今後の生活にあまり目をむけられていなかったが、改めて一部だけではなく入院前後まで考え、他職種と協力しながら日々の看護を行いたいと思いました。
- 元の生活に戻るためには、病気の治療が終わることだけではなく、ADLや家族の受け入れ体制、住宅環境など全てが整わなければならない。入院中の生活だけでなく退院後の生活も考え継続した看護が行われるよう患者さんのアセスメントを行い関わっていきたいと感じた。