患者・家族が前向きに病気と向き合えるような支援

西4病棟 田渕 未佳

私が所属する病棟は消化器外科病棟です。抗癌剤の治療、ストーマ管理や創部処置、手術前後の看護や更にはターミナル期の患者の看護をしています。
学生さんには、主にがんの周手術期の患者を担当してもらうことが多くあります。がんという病気による不安、手術に対する不安を抱えた患者を支えながら安心・安全に手術に臨めるような関わり、また術後の状態把握や症状に応じた対応、退院に向けての指導・支援などに関わってもらいます。実習は、学生だからこそ得られるものが多くあり、大変貴重な体験です。
また看護師は、患者の回復と自立を促していために、患者から発せられる情報に適切に対応することと患者・家族が前向きに病気と向き合えるような支援を心がけています。時には、学生さんの情報で患者の変化に気づかされることもあり、お互いに学びあいながら、成長したいと思います。