10月 人工呼吸器の取り扱いや輸血療法について

10月の新人看護師は、人工呼吸器の取り扱いや輸血療法についての集合研修がありました。OJTでは、多くの新人が夜勤練習後期に入っています。また、新人看護職員修得項目の6カ月目の評価も行いました。基本的な看護技術は、一人でできることが多くなりました。この時期の課題は、患者さんの病状の経過の中での今の状況をアセスメントし、予測と判断ができるようになることです。臨床判断モデルを活用して、OJTでの指導を繰り返しています。

新人看護職員研修責任者 大西孝子

 三豊総合病院に入職して7か月になりました。私が勤務している病棟は呼吸器内科・外科です。肺癌や肺炎、気胸など呼吸器疾患の患者さんが多く入院しています。
この7か月を振り返ると、覚えることが多く、出来ない自分に落ち込むことも多くありました。しかし、失敗してもパートナーと共に振り返りを行い、なぜ出来なかったのか、どのような対策をすればよいのかを考える度に失敗が学びに繋がりました。
最近では、休日日勤で患者さんを一人で看ることも増え、夜勤練習も終盤にさしかかり、アセスメントしたことや報告・連絡・相談の大切さを強く感じています。患者さんの状態を把握し、アセスメントしたことをパートナーに報告し、助言を得ながら日々業務を行っています。毎日の業務が濃く、しんどいこともありますが、患者さんと話す時は笑顔を心がけることで、患者さんや家族から「ありがとう」という言葉が返ってくることや、先輩達からの励ましが原動力になっています。これからも、患者さんにとって必要な看護とは何かを多方面から考えてアプローチできる看護師になれるよう学びを深めていきたいと思います。 

南4病棟  新人M

10月に入り、二人の新人は、中間評価も終えて夜勤練習後半に入ってきている状況です。土日の日勤業務も独り立ちできるようになってきました。最初の夜勤見学練習は早いスピードで行いましたが、二人の進行状況にあわせて後半はゆっくりペースに変更しました。夜勤をするにあたり、まず日勤業務でしっかり患者さんを看てアセスメントをし、報・連・相ができるように、日々パートナーと振り返りをしながら学びを深めているところです。なかなか自分から言えず、つい先輩達から声をかけている場面もありますが、少しずつ言葉に出して考えを言うことが身についてきたように思います。
忙しい中でも笑顔を忘れず患者さんと話ができ、患者さんの思いにも耳を傾けられています。患者さんの反応や感謝の言葉など、小さな喜びの積み重ねがやりがいに繋がっています。
これからは、周りのスタッフの動きや状況にも気配りしながら、自分にできることを自ら発信していけることを頑張ってほしいと思います。スタッフみんなで二人の成長を見守り支えていきます。

南4病棟師長  細川