6月に入り、新人ナースは夜勤練習が始まりました。オリエンテーションを受けて、中間評価をおこないながら10月までに8回の研修を行います。また、待ちに待った看護師免許も届き、先輩の支援を受けながら実施できる技術も増えてきています。3か月目で、体調が気になる時期ですが、みんな元気にそれぞれの部署での学びを深めてくれているようです。
新人看護師教育担当 大西孝子
リフレッシュ研修が行われました
6月の集合研修では、担当の新人看護師が企画・運営したリフレッシュ研修が行われました。同期と会う機会が少なくなってきた中、近況の報告や今後の目標など多くの会話を交わし、心休まる一時となりました。また、同じように頑張っている仲間の姿に自分も頑張ろうと心を新たにすることができました。
所属部署では、6月上旬に看護師免許が届き、実施できる業務が増え、先輩に指導を受けながらいろいろな経験ができています。最近印象に残った出来事は、インスリン導入目的で入院され、片麻痺のある患者を受け持った時のことです。パンフレットを用いて説明しインスリンの指導を行いましたが、麻痺のある手では操作が難しく、うまくできませんでした。先輩看護師に相談すると、患者の状態に適応した補助具を提案し、自宅での協力者など会話の中から生活背景を捉え、指導内容に繋げていました。患者とのコミュニケーションの中で、思いや背景を知り、その人の生活を考えた上での技術指導を行っている先輩の指導の様子が印象的でした。
習得すべき技術はまだまだ多くありますが、患者の状況に合わせた技術・看護が提供できるように、先輩に相談しながら日々の学びを大切にしたいと考えています。
中3病棟 新人看護師 M.M
一人で悩まず、先輩に相談
先日、「看護師免許が届きました。」と報告を受けました。先輩看護師からは、「おめでとう」の言葉がかけられ、とても嬉しそうにしていました。
中3病棟は、糖尿病教育や血糖コントロール、腎不全教育や血液・腹膜透析導入やその合併症の方が主に入院されています。患者さんとの会話の中から、その方のライフサイクルや生活環境を知り、患者さんが「これならできる」と思い、生活の場へ戻っていける看護が行えるよう努めています。このような、豊かな経験を積んだ先輩の姿を見ながら、知識や技術を身に着けてくれています。
最近では、休日勤務や夜勤練習が始まり、一人で行えることが増えてきています。今後、色々な場面に遭遇すると思いますが、一人で悩まず、先輩に相談しながら一緒に取り組んでいきましょう。
中3病棟 師長 野田