実習指導者からのメッセージ

実習指導委員を中心に、皆さんの実習を全力でサポートします。
わからないことや困ったこと何でも相談に乗ります。遠慮なく声をかけてくださいね。

R4年度 実習指導委員会メンバー

西3病棟

西3病棟は、主に産婦人科・小児科の混合病棟です。私たちは、入院中から退院後まで切れ目のない継続した看護を提供できるよう努めています。産科では、外来と病棟を一元化し、妊娠から分娩・産後の各期を通して、安心して出産・育児ができるよう、退院後の生活も考えて関わっています。婦人科では手術や化学療法・終末期ケアなど、小児では急性期の小児疾患や整形・形成などそれぞれの年齢や発達段階に応じた看護を行っています。

西4病棟

西4病棟は消化器外科混合病棟で、消化器系癌と胆石、虫垂炎、乳がん、腹部大動脈瘤等の患者さんが入院され、安全・安心・安楽な入院生活を送れるよう看護を提供しています。
治療・看護内容としては、手術・抗がん剤治療、ターミナルケ期の患者さんのケアを主としています。手術を受けられる患者さんには、入院時から退院後の生活までを記載したパンフレットを活用し、少しでも不安が軽減できるように説明・指導を行い、術後は早期離床を目指し患者の状態をアセスメントしながら、一緒にリハビリを行っています。
忙しい病棟ですが患者さんに寄り添いながらスタッフ一同が生き生きと毎日奮闘している病棟です。一緒に楽しく実習をしていきましょう。

西5病棟

西5階病棟は脳神経外科の急性期病棟です。脳梗塞、クモ膜下出血、硬膜下血腫、脳動脈瘤、正常圧水頭症などの様々な脳血管疾患の患者様が入院されています。手術前後の看護や急性期の点滴治療、腰椎穿刺などの検査の介助等を学ぶことができ、また、疾患により四肢の麻痺やしびれ、言語障害、見当識障害、嚥下障害などの様々な症状がある患者様への日常生活の援助や指導、麻痺のある方の移乗介助方法、リハビリの見学等を学ぶことができます。患者様にどんな看護が必要か一緒に考え、学びを深めてみましょう。

西7病棟

西7病棟は整形外科病棟です。高齢者に多い大腿骨骨折や脊椎疾患や関節症、また若年者のスポーツ外傷や急な事故による外傷性の骨折など、様々な年代の患者を対象とし、手術療法を中心とした治療を担う急性期病棟です。
手術が安全、安楽に行えるように、手術前後の急性期看護を行い、術後早期から患者のADLを向上、拡大させるために、理学療法士や作業療法士とも連携を取りながら、日常生活の支援を行っています。
現在の高齢社会において整形外科のニーズは年々高まっており、生活を支える運動機能の改善に携わり、入院時から退院後の生活を見据えた看護を、学生のみなさんにも実感していただけると思います。患者さんが、その人らしく生活するために必要な支援を一緒に考え、実践していきましょう。

西8病棟

西8病棟は、消化器内科および感染症病棟です。主に、内視鏡疾患や内視鏡、化学療法などをされている患者さんが入院しています。感染症疾患の受け入れも行っています。
患者さんが安心して検査治療できるよう、わかりやすい説明を心がけて、ケアを行っています。また、看護師だけでなく多職種とも連携を図りながら、患者さんが安全・安楽に入院生活が過ごせるよう関わっています。実習で困ったことやわかりにくい点はスタッフが一緒に考えていきますので、遠慮せずに質問してくださいね。一緒に看護をしていきましょう。

中4病棟

中央4階病棟は明るく元気な消化器内科・腎臓内科・代謝科の混合病棟です。食道や胃をはじめ膵臓、胆嚢、大腸などの内視鏡検査や腹水穿刺など消化器病棟ならではの処置を見学することができます。また、糖尿病教育や腎臓病教育も行っています。慢性疾患と患者さんが長期のお付き合いが出来るよう指導を行いながら看護師もより深い専門的な知識を身に着けていくことが出来ます。学生さん達に学びの多い一日を提供できるようにスタッフ一同準備してお待ちしています。病棟詳細は病院ホームページにあるオンラインインターシップにもたくさん載っていますので、ぜひ見てみてください。

南2病棟

南2病棟は泌尿器科、皮膚科、形成外科、歯科、眼科を中心とした混合病棟です。入退院が多く入れ変わりが激しい病棟ですが、入院から周手術期、退院、そして退院後までの看護を一貫して学ぶことができます。また当科ならではの検査や処置や治療法についても見学し学ぶことができます。
元気で明るいスタッフが学生さんの実習がより充実したものになるように全力でサポートします♡♡よろしくお願いします♡♡

南3病棟

南3階病棟は、患者・家族が希望する場所へ退院できるように援助する「地域包括ケア病棟」です。退院までの目標は患者一人一人違いますが、その目標に少しでも近づき、退院の日を迎えてもらえるよう、日々取り組んでいます。実習中は学生さんならではの目線で患者と関わってほしいです。私たちスタッフも学生さんが実習しやすい雰囲気づくりを心掛けています。疑問やわからないことがあれば遠慮なく声をかけてください。

南4病棟

南4病棟は呼吸器内科・外科病棟です。急性期から終末期まで幅広く看護しています。
呼吸器病棟ならではの呼吸器やBIPAP・NHF・NIPPVなど特殊な器械を使っている患者様も入院しています。
患者様との日々のコミュニケーションの中から情報収集し、多職種と連携をとりながら患者や患者家族の意向に寄り添った退院・転院に向けてのサポートに力を入れて取り組んでいます。
気づきの多い実習となるようスタッフ一同サポートするので一緒に頑張りましょうね。

訪問看護ステーション

近年は病院の機能分化により、急性期病院併設の当ステーションは、寝たきり高齢者の新規利用は少なく、ストーマ管理や、HOT・NPPV管理など、一定期間集中的、教育的に関わる事例や、癌・慢性疾患の終末期事例が増加しています。在院日数がますます短縮される中で、病院ですべてを完結することが困難となってきている中、亜急性期の集中的な係わりや、その人らしい終末期支援等、上手く繋いで地域の中で安心して生活していけるよう、私達は利用者・家族の一番身近な理解者として頑張っています。

循環器病センター

循環器病センターは、心不全、狭心症など急性疾患から生活習慣病を抱えた慢性疾患の患者様が入院しています。検査治療では、狭心症、心筋梗塞で心臓カテーテル検査を受けられる患者様が多く、看護師は心電図モニターをしっかり観察して異常の早期発見に努めることを大切にしています。また、入院時より退院後の生活状況について情報収集を行いカンファレンスで医師や多職種と連携して個々に合わせた退院支援にも力を入れ外来での継続看護に繋げています。
実習を通して、心疾患に伴う急性期疾患治療、慢性期でのリハビリ、日常生活指導、心臓カテーテル検査前後の看護を一緒に学びましょう。

中央手術室

手術室はバイオクリーンルーム・血管造影室を含む7部屋、スタッフは総勢20名で構成されており、整形・脳外・産婦人科・胸部外科・消化器外科・血管外科・耳鼻科・形成外科・皮膚科・眼科・消化器内科・循環器内科の全身麻酔・脊椎麻酔・局所麻酔・伝達麻酔下での手術を年間約4000件前後行っています。
学生の皆さんは『手術』にどのようなイメージがありますか?
手術を受けられる患者や家族は「不安」「怖い」といった思いがあります。
手術室の看護師は、病棟と違って患者さんと関わる時間は限られています。その限られた時間の中で、患者さんの状態に合わせた看護計画を立案し、安全・安心に手術が受けられるよう援助を行っています。
手術室での実習は見学がメインになりますが、手術室でしかできない看護を学んでいただけると嬉しいです。

ICU/CCU

皆さんはクリティカルケアという言葉をご存知ですか?「危機的な」とか「深刻な」状態に対するケアというニュアンスで使われています。ICUではショックを伴う心筋梗塞や重症感染症、くも膜下出血等、まさにクリティカルな状態にある患者にケアを提供しています。
医師とのスムーズな連携や、日々進化する医療機器の対応等を求められるため常に学習は欠かせませんが、自己研鑽を積み上げていけるところがICU・CCUの魅力だとも思います。
短期間の実習ですがクリティカルケアの現場を知ることで、将来のキャリア形成に役立つこともあると思います。知識を求めるだけではなく、体を動かす内容も取り入れた実習を行いますので、リラックスして臨んでもらえればと思います。

外来

外来の朝は挨拶から始まります。疾患によって専門化された診察中、飛び交う言葉も様々で、検査や薬、病名など、その一つでも“わかった”と思えたら、あなたも“医療人”の仲間入りです。患者さんが自宅で快適に過ごせるように、どんな援助が必要か、想像して看護する。“日進月歩の医療の世界”一緒に楽しく学びましょう。