学生さんとの関わりを通して

循環器病センター 阪田三智子

井田循環器病センターでは、心疾患を抱える患者さんが多いため異常の早期発見が大切です。ある学生さんが心筋梗塞後の心臓リハビリを見学した時、「異常に気付くためには、その患者さんの正常時の心電図波形を知っておく必要があると学びました」と述べていました。何かおかしいと気付くためには、その患者さんの普段の状態を情報収集しておく必要があります。そのことを、心臓リハビリを通して学んでくれたのだと思い、嬉しく感じました。臨地実習を通して、学生さんが患者さんに興味を持ち関わること、その中から看護の楽しみを見つけてもらえればと思っています。