実習指導を通して

南4 三好 恵美

私が所属する呼吸器病棟は肺癌、間質性肺炎、慢性呼吸不全、などの疾患の患者様が多く入院されています。手術前後、化学療法後、放射線治療後などさまざまな段階での看護の場面に携わることができ、学生にとって学ぶ機会が豊富にあると思います。学生が関心を示した事や、実習で体験の多い技術の実施、カンファレンスの場面などから一つでも学生の状況に応じた意図的な関わりを行い、主体性を育んでいくことが大切であることに気が付きました。また「学生の考えをよく聞き」「学生と一緒に考える」学習課程を共有していくことが必要であると感じました。
私達が看護の喜びを伝える事や実際の看護を見せ、体感させることにより学生は看護のすばらしさを理解できるのではないかと思います。まずは「自分の背中を見せることが大切である。」と私は学生との関わりを通じて学びました。
これからも学生の思いを理解しつつ、看護のすばらしさを理解してもらえるようサポートできたらと思います。