実習指導で看護の原点を再認識

南3病棟  福岡裕美

臨地実習は学生さんにとって、緊張と共に期待が大きいと思います。私達は病棟に馴染めるよう、学生さんへの声かけやスタッフへの橋渡し、協力体制を作るなど、学生さんを迎える準備や雰囲気作りを心がけています。
学生さんも実習を重ねていく事により、コミュニケーション技術が向上し、患者・家族、指導者との関係作りにおいて成長出来ている事は私達の喜びでもあります。また、受け持ち患者様のケースカンファレンスでは、学生さんからの貴重な情報について意見を交わせることはスタッフ一同刺激にもなっています。そして受け持ち患者さんに合った援助が行えることで、患者様から感謝され、看護師の名前は覚えていなくても、学生さんの名前を覚えている事もあります。
看護師も、患者様に向き合い、関わる事の大切さを学生さんから学ぶこともあり、看護の原点を再認識することができました。