10月 毎年恒例の多重業務研修

 10月は、新人教育委員会主催で毎年恒例の多重業務研修を実施しました。新人看護師は、複数患者さんを受け持つ設定で、事前に提示された患者さんの情報から予測される状態や必要な看護、巡回の方法を計画します。そして、シミュレーション本番では、新人教育委員扮する模擬患者さんの訴えや変化に、これまでの経験と知識を総動員して対応することができました。さらに、デブリーフィングでは、新人自身の行動の振り返りや、他の新人の行動や意見から、多重業務の際の優先順位の考え方や、情報の伝え方、多重業務にならないための予測した看護について、それぞれが学びを深めることができたようです。新人ひとりひとり、出来る事の範囲やアセスメントや判断に差異が現れてきています。それぞれが成長するためには、新人自身が自分に不足している乗り越えるべき課題や、次を目指すための課題を明らかにし取り組むことです。先輩たちは、新人自身が自分の課題が何か考え気付けるよう、助言し支援しています。

新人看護職員研修担当  島矢さゆり

 私が働いている西4階病棟は、手術前後や抗がん剤治療目的の患者さんが多く入院されています。半年がたち、消化器外科に多い手術の術前・術後の観察をしたり、患者さんのケアについて考えたり、自分一人で出来る事が増えてきました。しかし、まだまだ、できないことや不安な事もあり、先輩方にアドバイスを頂きながら日々の看護を行っています。
今後は、患者さん1人1人にとって最適な看護は何か、また患者さんに安全・安楽な看護を提供するにはどうするかを主体的に考えて看護できるように、日々の業務に励み、1日1日を大切に頑張っていきます。

西4階病棟 新人看護師 Y

 新人看護師が入職し、半年経過しました。現在は、夜勤に入るためのOJTや多重業務研修をはじめ様々な研修での学びや経験を積み重ねています。先輩看護師も頑張っている新人の成長を楽しみに、一緒に成長しています。
当外科病棟は、活気があり魅力あふれる病棟です。毎日笑顔で楽しく仕事をしよう!をモットーに、スタッフ全員で新人を育て支えて行きます。

西4階病棟 山本主任・詫間師長

多重業務研修の様子1

多重業務研修の様子2

多重業務研修の様子3


西4病棟 慎重に配膳車の運転

手術準備の確認


西4病棟 新人看護師と山本主任 遠くに瀬戸内海と伊吹島