9月 感染対策をとり集合での研修

 残暑とCOVID-19への対応の続く9月でしたが、感染対策をとり集合での研修を再開することが出来ました。
危険予知訓練では、配膳時のひとコマの写真から、危険を予知し対策となる行動をグループワークしました。最後にグループのみんなで「ヨシ!」と指差しすることで、安全管理の意識を高めました。医療ガス研修では、患者さんにとって療養上必要不可欠な、医療用酸素や吸引の正しい取り扱い方法を学びました。
 入職から半年、できることが確実に増えた新人達です。できることが増えた分、危険予知の必要性も高まります。研修や実践で学んできた基本的な確認を怠らないことが最重要です。しかし、看護の現場は標準にプラス応用の連続です。危険を察知する感受性を高め、対策を考え、実践できる看護師に育っている最中です。

新人看護職員研修責任者 島矢さゆり

危険予知訓練

「~する時は~を~して~しよう ヨシ!」

医療ガス研修


 入職して半年が経ち、少しずつですが一人でできることが増えてきました。分からない事は先輩に助言をもらいながら、患者さんの状況に沿った看護を行い関わるように日々頑張っています。
 地域包括ケア病棟は、退院支援が主になる病棟です。まだ退院支援はうまくできず、先輩が患者さんからどのように情報収集し関わっているのか学びながら、少しずつ退院支援ができるよう取り組んでいます。リハビリが必要な患者さんでは、病棟でも看護師ができるリハビリを理学療法士などから聞き、退院後の生活に向けて行っていくことも大切です。
また、先輩へ報告や質問をする際は、研修で学んだように、自分のアセスメントを含めて報告するようにしています。少しでも患者さんの状態で疑問に思った事は相談し調べる事で、患者さんをより深く知る事に繋がります。この症状がでているのはなぜだろうと考え、状態を把握し患者さんに合った看護を行える看護師になりたいと思います。

地域包括ケア病棟 新人看護師O

 入職後しばらくは緊張していましたが、病棟にも慣れ、自然な笑顔が見られるようになり、安心しています。現在は、患者の全体像を把握し、アセスメントが深められるよう日々取り組んでいます。先輩のアドバイスは素直に受け入れ、勉強したことはフィードバックを行い、いつも改善しようと努力している姿がよくわかります。これからも、毎日の振り返りを行うことは大切です。患者さんが今どのような状況なのか、色々な事を関連付けて考え、よりよい看護に繋げていってほしいです。
 そのために、私たちも、まず自分でアセスメントするように声をかけています。今はOさんがどの時期で、何のサポートが必要か、マーガレットシステムを活用しながら、病棟全体でサポートし、一緒に成長していきたいと思っています。

地域包括ケア病棟 新人教育委員兼アソシエイト 石川

地域包括ケア病棟 左からプリセプター、アソシエイト、新人看護師、大久保師長

ベッドサイドで