3月 まとめの会

3月は入職してからの1年間を振り返って、まとめの会を行いました。新人教育委員がファシリテーター役になり、1年間の振り返りを支援してくれました。GWでは、できるようになったこと、できなかったこと、自分の想像通りだったこと、想像と違っていたことから2年目の課題を考えました。そして、2~3年先のなりたい看護師像を想像して、自分で課題を設定していくことをみんなで話し合うことができました。今後は、根拠をきちんと考え自律して看護を提供できるようになることが目標です。GWの後は、新人の目印になっているひよこバッジを先輩に外してもらいました。
もうすぐ新しい新人が入職してきます。先輩ナースとして、気負うことなく新人の一番の理解者になれるといいですね。

新人看護師研修責任者 大西孝子

当院に入職し、1年が経ちました。西3病棟は産婦人科・小児科を主とした混合病棟です。生命誕生という人生の始まりから最期を迎える終末期まで、すべてのライフステージにおける患者とその家族に関わります。そんな中、この1年間を振り返ると、多くのことを経験しました。小児科では、服薬困難な患児への支援や入院している子供の発達に応じたプレゼンテーションを実施しました。季節に応じた行事を開催し、入院への不安感や辛さを軽減することに繋げました。産科では、分娩期の産痛緩和へのケアを行い、また産婦が主体的に分娩できるように関わり、母子の愛着形成や授乳・育児がスムースにいくよう支援しました。婦人科では、子宮や卵巣など女性特有の臓器を摘出しなければならない事への葛藤に寄り添う支援、化学療法などの副作用で苦しむ患者への支援、HOT導入や自己導尿など新たな技術獲得に向けた支援、ターミナル期の患者・家族への支援などを行ってきました。日々状態が変わる患者さんに合わせた看護が求められるので、その場でアセスメントしケアを行う事が難しかったです。
2年目の目標は、根拠を持った看護です。1年目は、業務に手いっぱいで根拠を考えられていないままに行ったこともあります。主体的に自立した看護師として看護していけるよう、「なぜ?」と興味や疑問を持ちながら根拠を大切にしたいです。

新人助産師 Y

初々しく新卒で入職したYさんが、1年がたちずいぶん成長してくれました。患者さんとも笑顔で会話でき、先輩への報告や連絡、・相談の重要性も認識し、チームの一員としての役割が果たせるようになりました。西3病棟は、急性期の小児医療と周産期医療を担っています。専門性が高い看護が多く、最初は迷いながら行っていましたが、主体的に考え行動できるようにもなりました。
2年目からは助産師としての業務も加わり、さらに多くの知識や技術が必要になります。今後も地域の妊産婦と家族のために、母子の状況やニーズを多角的に把握し対応できる能力を身に着け、自立した助産師に成長することを期待しています。

西3病棟師長 藤岡