7月 24時間の生活を理解することが目標

7月に入り、集合教育はBLS・高齢者理解の研修を行い、特殊部署を除く病棟では、夜勤練習が始まりました。当院の夜勤練習は、前半4回、後半4回の計8回を設定しています。前半は、患者さんを担当せずにフリー業務やケアを中心に行い、業務の24時間の継続や患者さんの24時間の生活を理解することが目標です。後半4回では患者担当の人数を少しずつ増やして、独り立ちできることが目標になります。一人一人進む速度は違いますが、1回ずつ課題を設定しながら先輩の指導を受けています。患者さんの全体像を把握して経過を踏まえ、個別性のある看護が提供できることを目指しています。

新人看護職員研修責任者  大西孝子

私達の配属された部署はICUで、重症な患者さんが多く入室されています。分からないことが沢山ありますが、知識や経験の豊富な先輩方が丁寧に指導して下さいます。部署内でも様々な勉強会が企画されていて、先輩たちも特殊な機器や薬剤など知識の向上に力を入れており、新人の私達も日々勉強に励んでいます。さらに、個々にプリセプターとアソシエイトもいて、仕事面だけでなく、精神面も配慮していただいています。まだまだ、知識も不十分で不安なこともありますが、先輩方が優しく支えてくださり、毎日たくさんのことを経験できています。一日でも早く先輩のような看護師になりたいです。
今月は、病院全体のフィジカルアセスメント研修に参加しました。ICUでは、交通外傷・脳血管障害・CPA・呼吸器管理が必要な患者さんを多く看護しています。自ら訴える事の出来ない患者さんに対して、いち早く状態の変化に気付き、全身状態の把握や個別性に合った観察・ケアを実施するためにフィジカルアセスメントは大切であると研修を通して学びました。また、7月は病院の納涼会があり、先輩や他部署の方々との交流ができとても楽しくいい思い出となりました。

ICU・CCU O・M

入職して3か月が経過しようとしています。4月の集合教育の後、5月からOJTとなり、緊張していましたが、少しずつ先輩と一緒に看護ができるようになりました。日々、新しいことが一つでも出来るよう頑張っている姿は、素晴らしいです。今は基本をしっかりと身につけ、患者さんの安全を最優先に、決められた事をきちんと行うことが目標です。そして、その患者さんにとって最善の看護とは何かを考える看護師になってほしいと思っています。先輩たちも2人と共に成長できるようみんなで学ぶICUにしていきたいと思います。

ICU・CCU師長 大久保