11月 新人教育委員会が企画した補充研修

11月は、新人教育委員会が企画した補充研修が行なわれました。「CVCの挿入と管理」は委員のデモンストレーション、「がん化学療法」はがん化学療法看護認定看護師の講義と指導です。習得項目の中で、どちらも現場での実践は限られた部署のみとなるため、貴重な研修の機会です。6か月目の修得度チェックでは、「一人でできる」レベルの項目も増えてきています。技術だけでなく、根拠を持って「考えて実践できる」ことを目標にして学んでいます。

新人看護師教育担当 大西孝子



三豊総合病院に入職し、8か月が過ぎました。私が勤務している病棟は、「地域包括ケア病棟」です。急性期を終えて、すぐに在宅や施設へ退院するには不安のある方に対して、在宅復帰に向けた退院指導やリハビリなどの支援を行い、安心して退院して頂くための病棟です。私は11月に夜勤練習を終えることができ、一人で患者さんの所へ行って出来る事もだんだん増えてきました。最近では、アセスメントの大切さを多く学びます。患者さんに起こっている事をアセスメントし、対応していく事が看護師にとっては重要で、先輩看護師に相談し、助言など頂きながら業務を行っています。まずは、担当患者さんから全体的な理解ができるように学んでいます。知識も技術もまだまだ不十分ですが、先輩への報告・連絡・相談を常日頃から行い、適切な対応が出来る様に、取り組んでいきたいと考えています。

南3病棟 新人看護師 H

早いもので、藤田さんが入職して8ケ月を迎えました。当初は、人間関係や業務に緊張の色が濃く、「大丈夫かな」と思っていました。しかし最近では、人にも仕事にも随分と馴染んできており安心して見ていることができます。また、心配していた夜勤練習も先輩がうまく指導してくれ、本人のペースで業務量を増やしていき、夜勤にも入れるようになりました。藤田さんの仕事に対する思いが後押ししてくれたのだと思います。「好きこそものの上手なれ」です。
当病棟は急性期を脱した患者さんが、在宅・介護施設への退院に向けて、復帰支援を行っている病棟です。地域での暮らしに適応するために患者・家族・多職種がお互いに連携を図りながら、調整を日々行っています。「その人らしく生きること」を支援しています。患者さんの支援について一緒に看護を語れる日が、すぐそこにやって来ているのを感じています。

南3病棟師長 細川