8月 多重業務研修などがありました

8月のマーガレットシステムは、たくさんの研修がありました。集合研修では、「BLS・急変時の看護」「多重業務研修」「脳卒中スケール」があり、OJTでは、夜勤練習も中盤に入り、先輩の支援を受けながら患者担当も行っています。まだ、予定通りに業務をこなしていくことが難しい面もありますが、根拠を持った看護ができるよう頑張っています。集合研修の学びが現場で活かせるよう、毎日の振り返りを大切にしています。

新人看護師教育担当 大西孝子

寄り添える看護師になれるように学んでいきたい

shinjin160901-01今月の新人集合研修では、多重業務研修を受けました。準夜勤務の場面設定で患者さんの状態変化やナースコールに対し、どのように看護をおこなっていくのかを実際に行いました。患者さんのバイタルサイン測定時に他の患者さんからのコールや状態変化があり、どのように対応すればよいのか焦りや戸惑いを感じました。しかし、その後のグループワークで、生命への影響を考え優先順位を考え行動すること、情報収集でリスクを予測すること、先輩に相談するときの報告方法などたくさん学ぶことができました。また、患者さんに待っていただくときには患者さんの気持ちを考慮することも学びました。実際の病棟勤務の中で、研修での学びを活かしていきたいと思います。
shinjin160901-02西4病棟は、消化器外科病棟で、手術前後の看護や化学療法などの看護をおこなっています。この4ヶ月間を振り返ると覚えることが多くて、できない自分に歯がゆさを感じました。しかし、失敗からたくさんのことを学べました。看護師である私たちが曖昧な返答や不安な表情をしていると、患者さんにより一層不安を与えてしまいます。患者さんが少しでも安心して退院後も望む生活が送れるように、何ができるかを考えて看護をおこなっていきたいと思います。笑顔を絶やさず患者さんの気持ちに寄り添える看護師になれるように学んでいきたいと思います。

西4病棟新人看護師 M.S.K

看護師ができることを考えて実践してほしい

shinjin160901-03西4病棟に3人の新人看護師が入職して5か月が過ぎました。休日日勤はほぼ独り立ちが可能となり、夜勤練習も後半戦に入ってきました。月ごとに成長を見せてくれる3人を頼もしく感じることもあるこの頃です。成長とともに受ける研修も実務と重なり今月の「多重業務研修」はこの5か月の間で何度も体験したことと重なる場面が多かったのではないでしょうか?。また、日勤のパートナーシップナーシング中のアセスメントと休日や夜勤の時の自分の責任範囲が変わってくることも実感する時期になってきたと思います。どんなときも、患者の安全を守り、患者が安心できる看護を提供するために私たち看護師ができることを考えて実践してほしいですね。
私も4月に西4病棟に異動になり、3人と約束したことを思い出します。「外科看護の面白いところを1年後にいっぱい報告し合おうね…。」約束の1年まであと7か月、めざましい成長を見せる新人さんたちに負けないようにしたいと思います。

西4病棟師長  島矢