10月 新人看護師の様子

研修責任者からのメッセージ

秋も深まり、10月も終わろうとしています。ここ香川県の西端、観音寺市は秋祭りも盛んに行われています。地元の太鼓台が病院にもやってきて患者さんや職員を楽しませてくれました。このような地元の行事も入院患者さんの暮らしには密接なものになっています。
研修は後半を迎え、新人看護師達は少しずつ落ち着いて様々なことを考えられる状況になってきました。これからの時期は、考えて行動できることが目標となります。10月は「目標達成のための評価尺度」を利用した面接を行いました。新人看護師達は、尺度で評価した結果をレーダーチャートに表し、4月からの半年間の様子、これからの目標を話してくれました。そして、今は11月からのOP室・ICUへのローテーション研修に向けて準備中です。後半も頑張りましょう!

荻田

MEサービス科 臨床工学技士からのメッセージ

新人看護師の皆さんは、就職して看護業務を実践していくうえで、医療機器を操作することは必要不可欠となっています。輸液ポンプ、シリンジポンプ、生体情報モニター、人工呼吸器etc、院内には多種多様な医療機器がたくさんあります。
医療機器は正しく使用すれば大きな治療効果を発揮しますが、使用方法を誤れば患者に悪影響を与えてしまいます。一番患者に接する時間の長い看護師の皆さんに、医療機器を正しく使用してもらうため、我々臨床工学技士は実際に機器を見て触って学べるような研修を心掛けています。
また、分からないことがあれば、気軽に聞いてください。皆さんに分かりやすく説明できるよう我々も勉強しておきます。

N

人工呼吸器の取り扱い

人工呼吸器の取り扱い
当院には6種類の人工呼吸器があることを知りました。今回は、ベネット760・740、BIPAPビジョン、ネーゼルハイフローの3種類の使用方法についてそれぞれの特徴や長所、短所を学びました。臨床工学技士さんがそれぞれの器械に1~2名担当して、私たちに呼吸器を操作させてくれながら細かい説明を行ってくれたり、実際触らせてもらうことで、理解も深まりました。まだ、呼吸器を装着している患者さんを担当した経験がないので不安もありますが、今後呼吸器装着患者さんが入院された時には先輩と一緒に積極的に関わっていきたいと思います。研修の資料等は大切に保管し、いざという時には使えるものにしておきたいと思っています。

混合病棟C.M

荻田師長との面接を終えて

私たちは、入職してから3ヶ月ごとに自分の行動評価をしています。この行動評価表は私たち新人看護師がどのような行動をしたら、自分の目標が達せられるかを表してくれています。前回は入職後7月に評価を行い今回10月までの目標を立てて取り組んできました。評価した得点をグラフ化してみると7月の時よりレーダーチャートが大きくなっていることがわかり、自分の成長が感じられ、自分でも頑張った!と思えました。今回の面接では、グラフを基に自分がこれまでどのように取り組んできたかを聞いてもらえたと同時に、師長と話し合いながらこれからの目標を立てることができました。取り組むべき行動が具体的に表されており、又取り組んだ結果がひと目でわかる評価表だと思います。また、他にも業務面や精神的な面での話も聞いてもらえます。限られた時間ではありますが充実した30分間でした。

混合病棟 J.K

豊浜ちょうさ祭り

豊浜ちょうさ祭り私の生まれ故郷の豊浜町では、10月10~12日の3日間、ちょうさ祭りがありました。町民の私は毎年、キンモクセイの香りがしてくると「あっ お祭りの季節が来た!」と胸がワクワク ドキドキしてきます。祭りのクライマックスは3日目です。町内の「一の宮公園」の広場に全23台の太鼓台が集まります。台車をはずし、2トンほどある太鼓台をそれぞれの自治会の人たちが掛け声に合わせて差し上げます。力感あふれる競演に見ている人は感動されると思います。私はこのような雄大な祭りがある豊浜町が大好きです。

産科・小児科病棟 M.O